第9章 Lv.7
ロキ「どないしたんや、急に笑って」
フレイヤ「いえ……
少し羨ましいわ。あんなに濁ってない人なんて、滅多にいないもの//」
ロキ「そりゃまあ…そうやな。
いきなり爆弾ぶちかましてくるけどな…(苦笑&目逸らし)
「知らないの?初対面の人は信頼しない方がいいんだよ?」って言われた時は苦労がうかがえたで;」
フレイヤ「そういうものよ(溜息)
人間には…基本、ろくなものがいない。
でもその中で極稀にいるのよ。綺麗な輝きを持つ魂を持った者が//」
ロキ「……まあ、それは認めるわ。
あんなに傷付けられてもなお、痛いのは嫌やろうなって理由でやり返そうとせんのは滅多にいんやろ」
フレイヤ「滅多にじゃないわ。
かなり希少よ。唯一といってもいいぐらいだわ」
ロキ「…大分と評価してるんやな」
フレイヤ「当然よ(ふふっ)
初恋の人だもの//」
ロキ「ぶふっ!!
は!?;」たじっ←引き気味
フレイヤ「いいえ…ただただあの子に夢中なのよ^^」くす
ロキ「……;(ぽかーん)
紛らわしいわ;」ふいっ
フレイヤ「でも本気よ?」
ロキ「は!?」くるっ
フレイヤ「ふふっ…^^//
おかしいわね。嫉妬してるのかしら//」
ロキ「…なんや兎に熱上げたかと思ったら今度はケイトかいな」
フレイヤ「あら。それはそれで違うわよ?」
ロキ「どっちか一つだけにせんかい!!」
フレイヤ「そうね…あら、美味しい//」←目を見張っている
ロキ「そうやで?たまに作ってくれるんやけど絶品でなあ」にやにや
フレイヤ「是非私の主婦になって欲しいわね」
ロキ「断固お断りや!!
隙あらば勧誘するのやめ!」
フレイヤ「はいはい」ずずっ
ロキ「そういや前に聞きそびれたんやけど…
兎にミノタウロス送ったの、お前か?」じっ
フレイヤ「さあ?たまたま上層に紛れ込んだんじゃない?」←オッタルに命じた張本人
そんなこんなで、結果的には争いには発展しなかった。
よかった(ほっ)←模擬戦しながらも喧嘩しないか若干心配だった人