第60章 穏やかな日常
ケイト「順調に進んでいるみたいだね」
フィン「ああ」
ケイト「でもフィン…あれってどう見ても…;」
フィン「ああ、わかるけれど…言わぬが花だよ;」汗&苦笑
ケイト「この場合ツッコまぬが花じゃない?;」
フィン「ンー…;」
テロップ『どう見てもクレ○○しん○○○』
隠せてないからね?;
学び舎において、様々な境遇のものが多く集まっている。
死活問題、ひいては命に関わる環境下に居た者達が…人種差別も無く。
税率0←2029ページ参照
格安で来れるようにしてある。
そして来れない人達、その中でも明日の暮らしもままならず近々死ぬもののみを領民とすることで助けている。
ただし、聖別の結界での選別も必要になるので全てではないが…
レンジャー部隊の活躍(2052ページ参照)もあり、利己的かつ独善的な悪人の悪事を全て明かし、それは大陸中全て渡り終えたらしい。
街で元の生活へ戻れない場合
本人達の意向を聞いた後、無料でコクーンへ送られてもいる。
後に世界中に分布し、悪事が蔓延ることが決して無いようにもできるようだ。
あくまで研究科による一説だが…理論上、3か月以内には出来るらしい。
「任せて下さい!!」
ケイト「うん…任せたよ;
けど…;」
「?」
フィン「頷)ああ;
…優しい嘘、というのもあるだろう?;」
「その場合も、また別のものとして見逃されます。
周囲に多大な悪影響…
殺害または傷害、損害等の迷惑をかけないものであればですが」
フィン「なるほどね…」
ケイト&フィン『うん、それ&その方針で頼むよ』
「お任せを!!」
というやり取りもまた交わされていた。
その間にアルとディが来たわけだが…
様々な状況の想定を加味した上で皆が納得し合う形を模索し続けている内に、本体の僕達の方へ去っていった。
分身の僕達はすっかり話に熱中し切っており、アルとディが来たことにすら気付けていなかった。
・非常食について
水分と栄養成分が凝縮されており、飲む際には水分も必要にならず満腹感も得られる。
洞窟近辺でじっと助けを待ってるだけならば
たった1粒で3日ほど飲まず食わずでいても当初と同じ元気な状態を維持できると言う。
これさえ欠かさなければ大丈夫と、アミッドからも太鼓判を押されていた。