第60章 穏やかな日常
ケイト「風呂も外だ!」
アル&ディ『きゃー!!><』拳上げる
フィン「!?;」
ケイト「ほらほら裸になって!」ぐいぐいっ←フィンの服へ手をかける
フィン「待ってくれ!一体どこに風呂が!;」←裾を必死に押さえ中
ケイト「温泉あるじゃん」←フィンの後ろ指差し
フィン「!!?;」瞠目←振り返ると湯気が立っている場所の存在に気付いた
気付けば天然物の温泉があった。
恐らくはコクーンにある銭湯にもひかれてある温泉の源泉だろうか…;←1715ページ参照
アル「パパ入ろー!」
ディ「パッパー!!マッマー!!」
ケイト「待って待って。パパが脱ぐの遅くって」
フィン「いや、それは知らされてなかったからで;」
ケイト「問答無よーう!!」
次の瞬間、その叫びと同時に強引に全部ひん剥かれた。
ディ「きゃー!」
アル「パパのへんたーい!」
フィン「僕は脱がされた側なんだが!!?;」
ケイト「カッコいーよ!フィーン!!^^//」ヒューヒューッ!
フィン「……もう帰りたい;」ぼそ
全裸で向かい合う中、ポツリと声が漏れた。
風呂を堪能した後、外の光景が内から見れるテントへ入った。
ケイト「お疲れ様」ぎゅっ
アル&ディ『おつかれー』ぎゅっ
テントの中、空にどこまでも拡がる満天の星空の景色を見ながら…
右を見やると、僕の右腕を抱き締めるケイト…
左を見やれば、僕の左腕にしがみ付くアルとディの姿があった。
どちらも心地よさそうで、そこはかとなく笑みを浮かべていて…
両の腕から伝わってくる温もりに…愛しさに…明日も頑張ろうと、そう掻き立てられた。
フィン「ありがとう…
おやすみ」なで
微笑みながらそう言い、今度こそケイトの唇を奪った。
離れる間際、舌でちろっと舐められたが…
フィン「!//」
ケイト「好き^^//(むにゃむにゃ&もぞっ)
すーすー」微笑
どうやら寝ぼけながらやったようで、可愛くて可愛くて仕方がなかった。
ぎゅうっと抱き締める力を強める中、背後でもアルとディの抱き締めてくる力も強まり…
寝た時間は極僅かだったけれど…ぐっすりと休めて、それまでの疲れが癒される以上に…至高の一時だと感じた。
フィン(また…ピクニックに来よう)微笑
明日の朝、そう思いながら僕は仕事をする為にホームへと意気揚々と向かった。