第60章 穏やかな日常
助け出された恩義に応える為、後進の育成と共に
国王(領主、ケイト)へ負担がかからないよう、仕事を必要最小限に留めてくれている。
お陰で…現在……
その国王が新たなイベントを考えるのだと躍起になってしまっているのが悩みの種でもある^^;
勿論、僕が大体傍に控えているのは一番は護衛でもあるのだが…お目付け役というのもある。
まあ…僕自身、伴侶になってくれる人は
どうせならこちらの予想を飛び越えて僕を夢中にさせてくれる人がいいと思っていた。
思ってはいたのだが…まあ、頑張り屋と言うか…
意欲的に、それも徹底的に…護る為に、人の為にばかりコツコツ真面目に必死に頑張るタイプだから…
いつ倒れないか気が掛かってばかりいた。
それがこれほどまでに成長するとは…思いもしなかった。
これほどに穏やかで…
温かな温もりも、倖せを感じることすらも……
初めてで、より一層愛しいと…何よりも守りたいと感じた。
一家の主足り得ているか少しだけ不安だが…
それを表に出さず、それすらも愛しさと捉え
不安も、喜びも、疲れも、幸せも…初めて知った倖せも……
全て抱えて、共に生きていこうと強く想った。
懐中電灯と毛布を探し出す間
今となっては遠い昔と感じるそれらに思いを馳せ、強く想った。
そして集合場所の1階の玄関に行き、それらを渡す頃合いには既に皆集まって準備も万端のようで…既に集合していた。
家族4人…いや、お腹の子も含め5人が……
ケイト「ではいざ!出発!!」
アル「料理食べた?」
ディ「歯ぁ磨いた?」
ケイト「今からそれをしに行くんでしょうが!」
アル&ディ『そうだったー!』
ケイト「ってことでフィンお願い」
フィン「移動は僕任せか…;)
わかったよ^^;」
アル&ディ『パパ大好きー!!!』ハグッ!
そう言われるのは、こういう時だけな気がするのは…気のせいだろうか?
フィン「^^;」
ケイト「精霊王の森ね。
じっちゃんも神に至ったし、どんな神が現れたって無問題!b」ぐっ!
アル「パパ愛してるー!」
ディ「もっと愛してるー!」
ケイト「私ももっと愛してるー!!><//」
ケイト&アル&ディ『きゃーい!!//』ぎゅむううっ
全国の父親に問いたい!//(瞑目&歯噛み&くぅっ!)←嬉しいが素直に喜んでいいかわからない