第60章 穏やかな日常
ケイト「あ…そうだったんだ」瞠目&ぱちくり
フィン「気付かなかったのか…;」
ケイト「い、いや!?;←発音が変
気付いては、いたよ?;」声が上ずってる
フィン「……本当に嘘も下手だね;
世話焼きだし、人のことを放っておくこともできないし…
もう少し自分に目を向けてやってくれ;」嘆息&腕組
はああああっ
そう嘆息を零す中、迷いなく瞬時に言葉は返ってきた。
ケイト「それはフィンへお任せします!」敬礼&ビシッ!!(気を付け)
ぱかぁんっ!!←フィンが拳をケイトの脳天へ振り下ろす
フィン「心配する僕の身にもなってくれ;」瞑目&思案顔
そう再び嘆息を零すと、ケイトは「それでも助けてくれるんでしょ?」と笑みを浮かべながら返してきた。
フィン「…ああ…――その通りだ
何度でも助けに行くよ」←2168ページ参照
ケイト「私も…何度でも助けに行くから。
ありがとう^^//」
フィン「ふっ)…こちらこそ^^//」
ぎゅうっ
そして今日何度目かわからない抱擁をする。
強く抱き締め合う中、僕達は自然と笑みを浮かべていた。
何度も何度も互いを求めて、愛する行為…
それを、無限にしていたいという願いを共に、互いの魂へぶつけ合いながら――
フィン「それにしても…紛らわしいね。
あの当時に話した内容が嘘かと思ったよ」
ケイト「嘘じゃないよ。
その二人だって意味合いで、本当のことだし」
フィン「もう少し打ち明けることはできなかったのかい?
せめてもう少し早めに」
ケイト「プライバシーの問題もあるから。
第一…私の闇の中に取り込まれた負の念達が意思を持ったことで、堕天を引き起こしてたわけだし」
フィン「もう少しわかりやすく…
いや…黒幕と真相、それも裏のものを纏めるのも大変だっただろうし…
穢れた精霊が尽きた今…怪人も新種ももう生まれることはないだろう。
そして…新種は僕達で全て討伐された。
やっと…平穏が戻るというわけか……」天を見上げ嘆息を溢す
ケイト「長い…長い、道のりだったね…」同じく天を見上げ微笑む
フィン「ああ…そうだね…
秘密裏にとは言え、全て解決してくれてありがとう。
今度またある時は『決して』抱え込まず、『きちんと』相談してくれ」『』を強調
ケイト「頷)うん、わかった。
ありがとう^^」