第59章 承継人
・欲しいものを言いましょう
ママ「ケイちゃん、何買ってきて欲しい?^^」
ケイト「お母さんの幸せ」きっぱり
『(この親孝行もの!)』←総意の一致
リボーン「もう少しは欲しいものを言え!」
ケイト「お母さんの…無事?」
ママ「料理よ、料理^^」
ケイト「皆が食べれて、美味しく過ごせて」ぐにゃぐにゃ←思考暴走中
ママ「そこまで考えなくていいから、欲しいと思ったものを直感で言ってみて?」
ケイト「……唐揚げ
ハンバーグ
デミグラスソース添えの。
その、恭弥も好物だから呼んでもいい?
その…付き合ってて//」おず
ママ「まあ!
まあまあまあまあー!!
よーし!腕によりをかけて頑張るわね!!」腕まくり
そして…彼氏の紹介と共に嫁入りすること、高校卒業までは家で孝行したい旨を伝えた。
お母さんは号泣しながら喜んでくれて、いつでも帰ってきていいと教えてくれた。
何より大切にしてくれているのが明白だった。
・頑固?
ケイト「私って頑固?」
雲雀「頑固だよ。
今までに見たことが無いぐらいにはね
ケイト「うわあああああああああああああああああああああああ!!!!!」号泣&瞑目
あの当時の骸と同じく、廊下を疾走した。
獄寺「10代目?!;」だっ!
山本「すんません!腹痛っす!」だっ!
先生「腹痛は走れないだろ!!;」
骸の時も今もツッコんでるのは担任の先生である
ケイト「ひっく;えっぐ;」膝抱え俯く←どうでもいい人達でない分大ダメージ
獄寺「気にすることないっすよ!;
頑固は頑固でもいい意味での頑固って言うか;
山本「そうそう!」
笹川「気にすることなどない!
人助けの方面への頑固なのだからな!」
山本「あと人へ色々気に掛ける所とかな!気遣いしいだし!」
ケイト「それっていいことなのおおおお?!;;
ううう」号泣
『しないよりはいいことだ!!!&っすから!!!』
雲雀「君らしさであり長所だから失うな」
自分を大切にする点に関しては…死ぬほど難しかった。
そして…自警団として、自らの行いを省みず悪事を働き続けるマフィアと人間を取り締まり続け
ヴァリアーやマーレの人達、アルコバレーノも、その先鋒となり…
一卵性双生児、息子と娘一人ずつと子に恵まれ……
生涯を終えた後、視界は再び神の前へと戻されていた。