第9章 Lv.7
朝御飯の後は知っての通り、ステイタスの更新だ。
頼んでみた所、軽く了承されたのもあって…
その代わりに激痛で暴れそうになるケイトを取り押さえる係になった。
ロキ「さてと、お待ちかねの更新時間の始まりや!
フィン、ガレス、リヴェリア、アイズたん♪
しっかりケイト押さえててやー^^」
リヴェリア「何故そうなる…;」溜息
フィン「仕方ないよ。激痛がひどいらしいし」
ガレス「そもそも父親が肝心な所でミスをしたせいじゃろ」
アイズ「でもそうしないと更新ができない」
ロキ「前みたいに眠ってる間にやれたらよかったんやけど…
複数発展アビリティが発現しとる可能性もあるから念の為に、今度は意識ある状態で更新するんや」
フィン「頼むよ、ロキ」
ロキ「合点や!b(びしっ!)
さー、ケイト!上半身脱いでベッドにうつ伏せになってやー!
ステイタスの更新しよな」にっこり
ケイト「…痛い?」たじっ←逃げようとしてる
ロキ「もちのろんや」じりっ&にやり
ケイト「やだっ;」うるっ
ロキ「でも更新せんと強うなれへんで?」
ケイト「うっ;」
ロキ「強い方がより護れる。どっちがええ?」
ケイト「やる」きっぱり
ロキ「よっしゃその粋や!」ぐいっ←腕捲り
ケイト「その…」
ロキ「んー?」
ケイト「優しく…してね」ぷるぷる&涙目
ぶすっ!!←ロキのハートに矢が刺さった
『……//』
フィン「あーあ//;」苦笑&溜息←同じく射止められた
ロキ「…」ぷるぷる
ケイト「?ロキ?;」
ロキ「さあ!頑張ろかー!!!!」
ケイト「ぎぃやあああああああああああああああ!!!!」
ロキ「痛いやろ!痛いやろ!?
それがうちの血やで!うちの愛やで!恩恵やで!!?
はーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!」
ケイト「ぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!」←悲痛な叫び声
ロキ「はーっはっはっはっはっはっ!!はっはーっっ!!!!」
ガレス「見事に嗜虐心を煽っとるな…;」
フィン「逆効果だよねえ、ああいうのって^^;」苦笑
アイズ「…手、握るね。頑張って」ぎゅっ
リヴェリア「どうせなら頭も撫でてやれ。そっちの方が喜ぶだろう」
ロキの狂ったような高笑い声とケイトの甲高い悲鳴が、ロキ・ファミリアの拠点に響き渡り続けたのは言うまでもない。