第59章 承継人
ケイト「駄目だ…病みつきになりそう」
フィン「僕はもう…既に病みつきだよ。
君という存在が、僕を離さない。
だから僕も…君を離さない。片時も…
たとえ離してと泣き叫ばれようが…君が拒絶しようが、どんなに逃げようが
地の果てまで追い掛けて――捕まえに行く」真剣
ケイト「!//」瞠目&涙目
フィン「愛している…ずっと…――君だけを//」微笑
ケイト「私も…フィンが一番だよ^^//」だきっ!←首元へ縋り付く
つい3ヶ月半前、君と出会う前までの僕なら――考えもしなかっただろう
同じ道を変わらず進みながらも、これほどに心強い妻と共に進められることも…
その幸せが、堪らないほどに温かいことも…こんなにも人を愛しいと感じることも……
狂おしいほどに…理解者の存在が大きく、眩しく、温かな…
決して欠かしたくない、片時も離したくない程の存在となることも……
よもや…ましてや――ただ一人の女性に、これほどに心奪われることも…
それまでの泰然さも、意中の女性(ケイト)限定では保てなくなることも…
首元へ両腕を回して頬へ頬を付けて縋り付くケイト…
それに、僕は両腕でケイトを抱き締めて応えた。
両腕の中へ閉じ込め、思う存分した。
よその世界で言う駅弁ファックなんて体位をした。
7歳の頃、後ろから持ち上げられて骨盤のやや上を強く両手で掴まれてされた。
小さく、力もなく、非力で、無力で…何も出来なかった。
だからこそ筋肉を割れるまで付けたのだろう。
護りたいという想いも強かったと言う…同じ思いをさせる人を増やしたくなかったのは明白だった。
終いには白熱し切って、神の力で全てを同時にいじり続けながら
生みの父のそれを消し飛ばすように、駅弁サンドイッチファックなどまでしてしまった。
と言っても…僕も僕で、玉やら色々と負けじとされ続けたわけで…それ以外は何の抵抗もなく、寧ろ全て委ねられ続けていた。
信頼されているのはわかるが…
嫌なら抵抗してもいいと伝えた後の言動がそれなので、まあ…いいのかな?^^;
本人も気持ちよさそうに喘いでいたし、潮?が出ているのかいつもより滑りもよく…すっかり白熱してしまった。
ケイトと出会う前まで童貞だったというのに…
こんな夢のような凄まじく気持ちいい行為をできるとも思ってなかった。