第57章 追憶
ケイト「気持ちはわかるけどね?!
わかるんだけれどね!!?;
何でそういうことやってくるのさ!;
いや、気持ちよかったけども!!;
んでもね!!神の力があるからって言って…
いや、まあ…うん、気持ちよかったというか…良過ぎて狂いそうって言うか///;(ごにょごにょ)
普通の人なら快楽堕ちしてるから!!////;」かああっ!!&俯
俯きながら瞑目し叫んだ。
フィン「ブラも新調したからかな…」
ケイト「最初の頃は、ホックがどこか必死に前に後ろにってあたふたしてて可愛かったのに…//」むすっ&にやにや
フィン「はははっ…そこは言わないでくれ//;」瞑目&苦笑
最初の頃…僕は勿論、童貞だった……
そもそもがどんなブラを付けているのか、それに頭が回らなかったのもある…
当時の失態を思い出しつつ、気まずく頬をかく中……
やっと終わったかとばかりに精霊王がこちらを睨んでいた。
睨視しながら嘆息と共に、結界を解いてから一言…
――愛する孫を穢した償いをする覚悟はできているか?
フィン「…済まない;
アルとディのお披露目だという時に…;
それもお腹の子も…精霊王の森の守り人の世継ぎだというのに;」←2090ページ参照
精霊王「構わん。
昼はここで過ごすわけじゃし…精々朝が潰れたぐらいじゃ。
近々遠征に行くんじゃろう?」←遠征は6月19日の5日後=6月24日、2092~2094ページ参照
フィン「頷)ああ。
だが――何故知って」
精霊王「ケイトの中から見とるわい。
わしとケイトは…半身として繋がっておる。
どれほど幸せなのか、言葉にせずとも伝わっているからこそ…まあその気になれば日常生活も覗けるというわけじゃ」
フィン「…終末神が精霊王を襲っていた時、誰よりも早くに気付けたのはそれでか…」←1443ページ参照
精霊王「頷)うむ。
半身に何かあればすぐわかる…
特に死に掛けておれば、尚更強く感じ取れるからのお」
ケイト「うんうん」二度頷
フィン「…なるほどね。
十字架のことを以前話していたことから納得すると踏んでのことか…
半身について話したがらなかったのも…利用されない為。
そして、それによって起こり得る禍に巻き込ませない為…
……守らなければならない程、弱くなった気はないのだけれど」真剣&睨視