第57章 追憶
ちなみに本作では縦横高さと言っているが←1959,1960ページ(バス),2157ページ(車)参照
縦は全幅(車幅)、横は全長(車長)、高さは全高(車高)のこと。
ちなみに車体の厚みは20cm、ドアの厚みもまた同じである。
車での椅子の補足だが、毛布が欲しいと思えば椅子の一部が毛布となり望んだ場所にかかる。
左後ろの最奥には空間収納庫があり、食材を入れることが出来る。
買った生ものも調理されたものでも、時間を止めた状態にしていつまでも腐らず出せる。
空間収納庫の右隣に棚のような机があり、まな板や包丁、フライパンから調理器具や水までも、望めば自動で机の一部が形を変えて出現。
そこで調理も歯磨きもできる。
右後ろの最奥には厚さ11cmの壁で隔たれた部屋がある。
それはトイレで、部屋外から見た面積自体は11cmの壁も込みで縦1.1m,横2m,高さ2.5mだが
その室内は異空間と化しており、一度入ると各々のガタイ等に応じて最適な大きさへと内装を変える。
全体の車内空間は前述したように72平方m、39.5畳。
その内、キッチンとトイレの面積は決して変わらず
キッチンは6平方m(3.29畳)、トイレは2.2平方m(1.21畳)。
つまり総合4.5畳はどうあっても取られるが、他の35畳内の椅子などの配置や椅子の間の距離をいじることはできる。
5人で設定してみた所…
椅子があるのは、前方の運転席。
中間に左右に1つずつ。
後ろに左右に1つずつ。
食事をする際には、到着までのんびりとティータイムや食事ができるらしい。
運転席を後ろへ回転させると、運転席の左右に空いている空間に余っていたそれを前方へ出させるようにでき、左右のそれもドア側へ背を向けた状態で寄り、自然とテーブルを囲む形状を取られる。
いつでも振り返れば一家団欒でき、振動も揺れもなく
窓の外に見える景色を眺めながら、つくまでのんびりまったり過ごす。
夜でも夜景モードで昼と同じように外の景色を見ることもでき、あえてオフにすることもできる。
電灯の明るさもこまめに眩しくなく、状況や気分に合わせたそれへ自動で変えてくれる。
車の中は外からは決して見えず、プライベートが常に維持。
走る為のエネルギーは神石で賄われている。←2048,2067ページ参照