第56章 プール大会
ケイト「フィン…ありがと//」すりすり
フィン「//…どうしたものかな^^//;
(やれやれ」苦笑&嘆息
アンタレスの死骸、魔石とドロップアイテムの傍で抱き締め合っていた。
数多の闇のフラッシュバック、闇の力を最大限まで開放したことによる弊害…
それらを未遂へ止めてくれたのは……
ケイト「何度でも何度でもフィンの勇気が凍て付いた心を溶かし、心の闇にとって光となって灯してくれたんだよ?!//
わかってるの馬鹿あああ!><///」きゃあああっ!!&すりすりすりすり←大興奮
と興奮交じりに叫びながら何度も何度も頭を僕の胸へ擦り付けてくるケイト…
その背を僕は苦笑交じりに軽く叩いて宥めつつ、ケイトの唇に僕の唇を落とした。
そんな中でも…それほど離れていない場所、8m程後ろの所で…
アルテミス「そんなことを言われたのは…初めてだ//」真っ赤っ赤
テロップ『バラバラだ』
自身の両頬に両手を当て、1人だけの状態でケイトから肩を抱き寄せられた時の場所に佇み続けていた。
そして…戻った遺跡の前へと移動した。
村も住民も森も無事…
あとはアルテミス・ファミリアの団員だけだった……
だが…遺跡で待っていたのは、横たわったまま未だ微動だにせず動かない姿だった。
それを前にしたアルテミスは…
アルテミス「…………(ずさっ)←跪く
………そんなっ…」ぽとっ
絶望を露わにし、表情へ陰りを落とし、跪くと共に涙を流していた。
聞いているだけで…痛切な想いに駆られるほどの声が、彼女の喉から震えと共に絞り出された……
フィン&ケイト『………(生きているんだが;』
テロップ『生きているのに』