第56章 プール大会
神剣を一度も使わず、2チームが同時優勝した。
クリア時間、11:45:28
1:45:28
と同時に、イベントが表示されている光板に上記の数字が表示された。
実況『現時刻11時45分28秒!
2チーム、六人が優勝しました!!』
『おおおおおおおおっ!!!』ぱちぱち
観客達から拍手喝采を受ける中、クリアしたチームの面々が映し出された。
順番にということで、ティオネチーム、リヴェリアチームに感想を聞きに来られたが…
リヴェリア「下の時間は、クリアするまでにかかる時間、か…」顎に手を当て考え込む
ティオナ「他に迂回路ってあったのかなあ?」
アイズ「多分…あると思う」
ティオナ「いっそのこと、探してみよっか!
イベント終了まで時間あるし!
あ!方法を教えて助けるとかもありかも!」
アイズ「でも…自分で考えて動いた方が楽しめると思う」
ティオナ「あーそっか。確かに!」
ティオネ「じゃあ見物しましょう。
他にもどんな方法があるか見れるでしょう?」
ティオナ「それもそうだよね!」うんうん←二度頷く
そうして…実況もまた、2チームと共にどんな攻略法があるのかを模索、各チームの動きの分析と共に語らい合い出した。
そのまま時間はイベント終了まで続いてゆき、プール大会は幕を下ろした。
一つの波乱を除いて……
ケイト「楽しそうでよかったよかった^^♪
あれ?でも何か忘れてるような…」首傾げ←分身
「フィン様ー!」
「フィンー!^^♪」
『きゃっきゃっ!//』
フィン「…^^;
(誰か…助けれくれ……!!;」←心の叫び
だがしかし…
「次の大会はいつですか!?」
ケイトもまた、質問攻めにされていて無理だった;
と言うか
ケイト&フィン『誰か助けて!;)^^;』苦笑&汗←二人の内心の叫び
作り笑いを浮かべ、冷や汗が額を伝う中
なおも周囲は、ケイトとフィンに対して詰め寄り続けていたという――;