第56章 プール大会
最後の難関、北エリア
最初に見た際に得た印象は…ドラゴンプール。
『何これ!!?;』ぎょっ!
ケイト「ドラゴンが火を吹き、水の品質が粘ついて足を取られ、たとえ取られずとも強制的に込められた魔力によって滑らされ、その魔力によって凍らない水となった油!
ドラゴンを超えた先にある天井プールに入った人の勝ち!」
ティオネ「何よこれ!!」
ティオナ「熱い!熱い!
って言うかこの水、油!!?;」ぎょっ!
ティオネ「そこをどけえええええええ!!!・・(くわっ!!)
うおおおおおおおおおお!!」
アイズ「!…凄い、熱気;」たじっ&真剣
ティオナ「何で両方とも燃え上がってるの!??;」
アイズ「私も…負けていられない!)
正面勝負しか…ない!」ぎゅっ←抜剣
ティオナ「ん?
って待って待って!;
これって、勿論一般人も越えれるようにしてるはずだよね?」
アイズ「………
(はっ!)!!
確かに!」汗
ティオネ「おりゃああああああああ!!!!」←未だ聞かずドラゴンへ襲いかかり中
ティオナ「きっと他のルートがあるんだよ!
馬鹿正直に突っ込んでいっても時間かかるだけ!」
アイズ「うん!」頷
ティオナ「まずティオネを止めないと!」
そして今……
ティオネ「迂回していくにしてもダメよ」
だとしたら…一体どうすればいいか?
について議論を交わされていた。
ちょうどその頃、時を同じくして…
レフィーヤ「アイズさーん!」←手を振って駆け寄る
アイズ「!レフィーヤ!」
ティオナ「レフィーヤも来てたんだ!」微笑
レフィーヤ「はい…結構大変でしたけど^^;」
ティオナ「所でさー、これってどうしたら越えれると思う?」←自身の後ろを指さす
レフィーヤ「え?(ひょこっ)←ティオナの後ろを覗き込む
ドラゴン!!?;(ぎょっ!)
しかもワイバーンの亜種から聖竜へ進化したあのケイトさんの神獣?!;
………諦めます・・←目が点
ってダメです!諦め切れません!」←即座に頭を振る
ティオナ「だよねー^^;」
ティオネ「諦め切れるわけないじゃない!」ぷりぷり←若干頬が膨らんでいる
百面相するレフィーヤの反応に対し、憮然と周囲は頷いた。
そして…最後の難関を超える為、思考を巡らせ始めた。