第56章 プール大会
フィン「やあ。やってるね」
そのタイミングで、僕の分身がケイトへ駆け寄った。
ケイト「うん!
いい感じに2つ目っぽい。
手続き終わったの?」
フィン「ああ、順当にね^^」にっこり
ケイト「ティオネとティオナは潜水の発展アビリティがあるから、さっさと最初の難関はクリアしたし
アイズも【風(エアリエル)】で水流も無視して階段を登っていった。
タイミングよく9人揃ってて行けたわけだし。
ここの難関も既に越えて、第3難関にいってるよ」にや←意味深気
フィン「へえ。それはどんな難関なんだい?」微笑
ケイト「なーいしょ^^♪にしししっ♪←人差し指を自身の口に当てる
トイレ行ってくるから店番お願い」
フィン「!?;」
ケイト「これ伝言だけよろしく!はい」さっ←紙切れをフィンへ渡す
フィン「え…?;」←頭の理解がついてこれてない
ケイト「もう漏れそうなんだ^^;」もじもじ
フィン「い…いってらっしゃい;」手を振る
ケイト「じゃねー」手を振って走り去る
後にケイトは思いもしないことへ向かい、プール大会は分身が執り行うことになる。
わけなのだが…今はまだ、誰も知る由も無かった――
「痛い!
目が開けられない!」←目を覆い涙を流し続ける人
リヴェリア「すっ)←プールの水に人差し指を入れ
(ぺろ)←水を舐める
!塩辛い…海水か!」
ケイト「ピンポーン♪
じゃねー!」手を振る←トイレへの道中で擦り抜けていく
『え?』ぽかーん
レフィーヤ「ゴーグルを買いましょう!後2人分!」
リリ「そうですね!必須事項です!
水泳用アイテム屋で聞きましょう!
ゴーグル売ってませんか?(たっ)
って【勇者(ブレイバー)】様!?;」ぎょっ!!
リヴェリア「…フィン;…こんな所で何をしている?;」汗
フィン「店番と言伝を頼まれてね?^^;」
分身は店番をしているが、勿論本体はケイトに引っ付いている。
そして…思いもしない事態へと巻き込まれていくわけだが、ここでは割愛しておこう。