第56章 プール大会
二つ目の難関
ケイト「ふむふむふーむ」じー←走りながら顎に手を当て、リヴェリアを見続けている
リヴェリア「…何だ?;」眉顰め
順路に従って2つ目の難関が設置されている場所へ向けて階段を登っていく際、じろじろとリヴェリアの格好をケイトは見ていた。
派手じゃない清楚な水着を着させた。
そして杖も没収…何故だろうか?;
リヴェリア「この服装、泳ぎを目的としたものか?
長物を限定して没収された…となると…)
……トンネルか?」
ケイト「ぶっぶっー!
流石にそれは教えられないよ。
頑張ってー!(ぶんぶん)←手を振って去る
ああ、ちなみに言うと…
ティオネ、ティオナ、アイズチームはさっきここを通り過ぎて、さっさと第3難関に行っちゃったよ?」指立てつつ
リヴェリアチーム『!!?』ぎょっ!
リヴェリア/レフィーヤ&リリ『急げ!!/急ぎましょう!!』だっ
慌てるかの如く、目に見えてスピードアップする3人だった。
それを見ながらケイトは…とっても楽しそうに笑みを浮かべていた。
ケイト「さてさてさーて♪
どうなるかなあ?^^」にまにま
それから数十秒も経たない内に第2関門の南エリアへ辿り着いた。
南エリア
ケイト「はい。隊長へゴーグルプレゼント」さっ
リヴェリア「?何だこれは?」怪訝
ケイト「目につけてから顔を水面につけてみ?」
その指差し先には…
底が見えないほどの深いプールと、水面にピッタリと引っ付いている岩盤があった。
ちなみに言うと…ケイトが手渡したゴーグルは、すぐ傍に設置されてある水泳用アイテム屋で売り出されていた。