第56章 プール大会
今回のイベントにて、3人チームは登録される。
女「押さないで!;」
男「邪魔だ!!」
従業員「一列に並んで下さい!;」
凄まじい人数であった為か、登録を終えるのにも時間がかかりそうだ。
10人で手分けして、5分後にようやく登録が終わった。
チームとして参加する3人が全員登録した後、イベントが始まると実況によって正式に伝えられた。
そしてチームの代表者にはあるアイテムが配られ、左腕へ装着するよう義務付けていた。
そのアイテムとは…腕時計型クリア版。
装着した状態で設置されたクリアボタンへタッチすると、クリアしたことが刻まれる。
各エリアのゴール地点にあるクエストクリアボタンを押すと、ちゃんとクリアした方角が発光し刻み込まれる。
各地点にある移動用パネル。
それがクリアボタンと連動しており、エリアのクエストをクリアしたという認識を取られる。
そしてイベントの順位表にて、どのチームがどれほどクリアしたのかが記されていく。
リヴェリア「だが…何故代表者が私なんだ…;」←未だ納得できてない
レフィーヤ「リヴェリア様ですから!」こくこく
リリ「一番強いですし」こくこく
リヴェリア「…;」汗&眉顰め
ちなみに、アイズ達3人の方はティオネが代表者だ。
フィルヴィスはと言うと…?
フィルヴィス「……
(そう、だったな…
レフィーヤといて、いつもは違うと考える間も無かった。
これが…私にとっての普通だった」
悲痛な面持ちで一人、俯いたまま固まっていた。
が…
「一緒に組みませんか?」
フィルヴィス「?!」瞠目
「本当なら3人だったけど、食べ過ぎで1人お腹壊しちゃって;
メンバーが足りなくて困っていたんです!
お願いしてもいいですか?」微笑
フィルヴィス「いや…だが…;」しどろもどろ
「もうチョウ!;
エルフの人は肌に触れるのを不快に感じる人だっているんだよ?」
チョウ「え?!;そうだったのケイ!?;(ガーン!!)
失礼なことをして済みません;(お辞儀)
実は私達、別の大陸から旅行に来たばかりで…;」
フィルヴィス「…いや…感謝する//
私でよければ、お願いしてもいいだろうか?//」おず
チョウ&ケイ「ぱあっ!)!//(キラキラ)
喜んで!^^//」
チーム結成の瞬間だった。