第56章 プール大会
ケイト「三人チームで難関をクリアして貰うぞ!?
魔法あり!各チームへ魔剣配布あり!」
『おお!!』
ケイト「ただし!三回限定使用だから使い所を誤るなよ!?
クリアするのは誰だ!?
優勝チームには豪華賞品だけでなく豪華賞金あり!」
『おおおおおお!!』
ケイト「参加するだけでも賞品は出るから!
是非とも心行くまで楽しんでくれ!
攻略方法は一つだけじゃない!
固定概念を打ち破れ!柔軟な思考で突き破れ!!」ぐっ!!
『うおおおおおおおおおお!!』
ケイトが拳を振り上げると同時に拳を突き上げる面々…
その中で、ケイトは実況を続けた。
ケイト「制限時間は日が落ちるまで!!」すっ!←マイクを持った右手ではなく、左手を振り上げる
じりっ!!←周囲が走る為に身構える
ケイト「いざ尋常に…開始ぃっ!!!」手を振り下ろす
『わああああああああああああああ!!!!』
いざ…戦いの火蓋は切って落とされた。
ティオネの様子を見た僕はと言うと…;
フィン「……君は本当に愚かだね…ティオネ;」
ケイト「…この際いい機会だから、認めてあげたら?」
フィン「だが不倫になるだろう?」
ケイト「…それを私に言うの?;」←他の女性からキスマークだらけ
フィン「………僕は君だけがいいんだ」
ケイト「……根負けしてもいいと思うよ?
愛があるのは確かだし、逆なら嫌でしょ?」
フィン「……む;」
ケイト「……私は…怒ったりはしないからさ。
正室が私なら…それでいい」微笑
フィン「………わかった…
でも考えさせてくれ。
ティオネを皮切りに次々に他の人でも加わっていったら困る。
誰かさんのようにね」チラッ&片目瞑り微笑
ケイト「わかってるなら何とかしてよ;」怪訝
フィン「君の問題だろう?
それに…甘んじて受け入れることを決めたんじゃないのかい?」じと目&嘆息
その時…あることが僕の頭に浮かんだ。