第2章 冒険者・1日目
フィン「覚悟だよ。
アイズとの戦いはさしずめ、圧倒的強者が相手でも退かないか、逃げ出さないか。
冒険者になる上で、状況を踏まえて退くことも大事だ。
でも君は僕達の予想を裏切った。いい意味でね。
あれほど柔軟に、かつ豪快に戦い続けられるなんて…
あんな瀬戸際の戦いを制するなんて、誰も最初は思いもしなかった」
『うんうん』こくこく
そんなに凄かったの?(きょとん)
ガレス「さて、今更じゃが冒険者になることも踏まえて一つ問おう。
お主は、冒険者になって何をしたい?何を求める?」
ケイト「…護りたい。護りたいものがあるから。
最初は…全身の血が燃え上がるみたいで、ただただ純粋に楽しかった。
それと嬉しかった。こんなにぶつかり合えたのは初めてだったから。
だから…護りたい。
大切なものができたから、余計にそう想った。その為にも強くなりたいって」
ガレス「ふむ、そうか」ふっ
え?何で笑ってんの?
しかも道中で何で聴き入ってるの?;晒し刑?(汗)
リヴェリア「もし仲間が危機に陥った時どうする?
アイズよりも圧倒的に強い者が目の前に現れた時、お前ならどうする?」
ケイト「!
その時は…是が非でも護り抜いてみせる!この身も、皆も!
私も含めて…誰かが死んだら目覚めが悪いでしょ?」
リヴェリア「そうか」ふっ
何で揃って笑ってるの!?;
しかも何でフィンと目を合わせて頷いて?;
どっちも満足気に笑ってるし!;
フィン「君は僕達と、ファミリアの為に命をかける覚悟はあるかい?」
ケイト「当たり前だ!
家族を見捨てて、明日を生きられるか!!」
フィン「頷)うん^^
やっぱり、思った通りの人だ」にっこり
今度こそは――と、不思議とそう思った。
何故だろう…何で…
こんなにも、心を激しく燃やしているんだろう。
ティオネ「団長の満面の笑みいいいい!!////きゃああああ!><//」
身悶えしてる!?;