第55章 事件
ティオナ「うーん…でも確かに無尽蔵だよね、ディバインダー」
ティオネ「魔力と精神力でも余剰分は制御して蓄えれるようになったじゃない」
ティオナ「そうそう!ケイトの助言で…
何て言ったっけ?バッテリー?予備電源?みたいな感じに…」
レフィーヤ「だからって荷が重過ぎます!!;」声震え
ティオナ「んー…あのミノタウロスの時(第26章参照)に、あの魔法(ディバインダー)があったら…」
レフィーヤ「恐ろしいこと言わないで下さい!;」真っ青&震え
ティオネ「でもケイトの家族愛による愚突猛進の効果のお陰で得られたわけだし…
レフィーヤの魔法、リヴェリア以上に魔法の威力が跳ね上がってたじゃない」
ティオナ「頷)うんうん!
レア・ラーヴァテイン9発と互角に競り合って爆発してた」←1203,1240ページ参照
レフィーヤ「それは確かにそうでしたけれど!!;」
アイズ「そろそろ…かな?」
レフィーヤ「へ?何がですか?」
黙ったまま聴き入っていたアイズが、ようやく口を開いて言い放った。
アイズ「こく(頷))自信…持っていいと思う。
……レフィーヤは…十分、強くなったよ」微笑
『!!』
レフィーヤ「へ?な、何を!?@@//」ドキドキ&たじっ&おろおろあわあわ
ティオナ「うんうん!
ロキ・ファミリア自慢の魔導師なんだしさ、自信もって進めばいいんだよ」
レフィーヤ「15歳の私には荷が重いです!;
だって…
だってケイトさんは5000年も戦い続けてて、だからこそ強くなったわけでっ…;」
ティオナ「でも、15歳でオッタルを倒したよね?」
レフィーヤ「同じにしないで下さい!;」
ティオネ「無理だって決めつけてるんじゃないわよ。
団長はできるって判断したから任せようとしてるのよ?
自信を持てとは言わないわ、団長を信じて頑張りなさい!」
レフィーヤ「……はいっ!!」
ラウル「俺…今の団長なんすけど;」←1709,1710,1714ページ参照
テロップ『ラウルの立場が無い!』
アキ「ラウル…;」瞑目&ぽんっ
ラウル「何で肩に手を置くんすか!;」
『惨めね…;』
ラウル「ガーン!!)皆して酷いっす!!;」半泣
異口同音のアイズ達とラウル以外の皆からの呟きに対し、ラウルは半泣きしながら慟哭した。