第55章 事件
その頃の大食堂(晩御飯の時間中)…
執務室を出たレフィーヤは一人、机の前の椅子に座った。
レフィーヤ「嘆息)はあ…(どうしよう…;」肩落とす
ティオネ「?どうしたのよ?溜め息なんてついて」
ティオナ「何かあったの?」
レフィーヤ「ティオネさん…ティオナさん…
実は……;」俯
ティオナ「ええ!!?」
ティオネ「大役じゃない!」
ティオナ「やったね!レフィーヤ!//」微笑
レフィーヤ「私には無理ですうううっっ!!;」しくしく
だが、レフィーヤは即座に机に頭を沈没させながら憮然と叫んだ。
レフィーヤが机に突っ伏す中、その机が涙で濡れているのがすぐ見て取れるほどに…;
レフィーヤ「ケイトさんの代わりなんて絶対無理です!
あんな自在に扱えません!!><;」
ティオナ「いや…頼まれてるのは瞬間移動だけじゃない?
聞いてて思ったんだけど」
レフィーヤ「神剣の管理まで「任せたよ」って一本差し出されたんですよ!?;」ずいっ!
ティオナ「瞬間移動だけならラウルでもできるんじゃ?」
レフィーヤ「私もそう思いました!
そして言いました!それでもダメでした!;」
ティオネ「逃げ道探してても意味ないんじゃない?」
レフィーヤ「でも…でもっ!
あの目は絶対に「最終的には、ディバインダーを行使した上でならいずれケイトの代わりになる」っていう目でした!!」がたがた&真っ青
テロップ『大正解!!』
真っ青になりながら震え上がるレフィーヤ…
レフィーヤ「私には…無理です」ぎゅっ
自身の両手を見つめる中、握り締めながら瞑目し、力無く俯いた。
なれるわけがない、なれるはずがない…
ふつふつと胸の内から沸き上がる、そんな想いと共に……