第55章 事件
フィン「成長したと捉えてもらえないかな…?;」
『無理だ』即答
リヴェリア「所で…遠征はどうする?もう5日後だが」
フィン「ああ…それが、緊急時には神剣のクリエイトでの瞬間移動ができるだろうから…」←1189ページ参照
リヴェリア「なるほど。
「私がいかなくても大丈夫」とケイトは捉えているわけか」
フィン「ああ…留守は任せてくれと言われたよ」嘆息
ガレス「わしらの実力を信頼してくれた…という方が正しいのかもしれんの」
リヴェリア「そうだな…
遠征自体、馬車で最奥まで行くとしても2日以内には済ませられるようになった。
最悪の状況に陥った場合でも、ものの数時間で地上まで帰れる」
フィン「瞬間移動も使えるからね」微笑
ガレス「と言っても、範囲指定など威力に応じて魔力を食うじゃろう?」
フィン「ああ、問題は神剣(1189ページ参照)を持たせる相手だ…
できる幅を増やす為にも、魔力が多いものに持たせる必要がある。
なら…適任は一人だね」微笑
その頃…時を同じくして、レフィーヤへ話が通っていた。
レフィーヤ「ええ!?私ですか!!?」
そうして…異議申し立てとばかりに執務室へと飛び込んできた。
レフィーヤ「あの、何で私を?;」
フィン「ああ…魔力量は多いだろう?」微笑
レフィーヤ「そんなの無理です!;
リヴェリア様!!;」頭を振り、リヴェリアを見やる
リヴェリア「何故だ?」
レフィーヤ「いえ、だって、それはっ…;」しどろもどろ
フィン「なにもケイトのように完璧にこなせとは言わないよ。
ただ、彼女が行けないのなら…君が代わりを勤めなければいけない」
レフィーヤ「無理です!あんな風に自在にはとても
フィン「【ディバインダー】で魔力も精神力もけた違いに跳ね上がる。←1177ページ参照
僕の見込みでは…
レフィーヤ、君はリヴェリアを超えると踏んでいる」
レフィーヤ「ええ!!?」瞠目
フィン「だから頼むんだよ。君以外に適任はいない^^」
レフィーヤ「えっと…そのっ…」おどおど
フィン「確かに責任は重大だけれど、なに…万が一という状況は早々来ない。
まずは、クリエイトを宿す神剣を使うことに慣れて欲しい」微笑
レフィーヤ「えっと…あの…;」おろおろあわあわ
フィン「いい返事を期待しているよ^^」にっこり
テロップ『えげつない』