第55章 事件
・とある日(6月19日夕暮れ(2071ページの後の時刻))の出来事
ぎゅう
ケイト「フィン…//」
フィン「ケイト…//」
抱き合ってキスをするという瞬間の時…
『おぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあ』
ケイト「アル!ディ!?どうしたの!?」くるっ&さっ!
すかっ!←フィンのみ空ぶった
フィン「……;」
ケイト「よしよおし!大丈夫?
ゲップうまくできなかった?」とんとん←両手で2人とも抱え中
アル&ディ『ひっく!
ふえええええ!』ぽろぽろ号泣
ケイト「あれ?なんで何も伝えてこないの?;」
面白くない…その理由はひどく単純だ。
アル&ディ『びえええええ』べろべろべぇーーー!
二人揃って泣き真似をしたまま僕へ向けて舌を出してくるからだ。
ワザとやったことだというのは目に見えていた。
フィン(この悪童どもめ!!)ギロリッ!&殺気!!
アル&ディ『びええええええええええ!!;;』ひしいっ!
ケイト「ん?後ろ?」くるり
フィン「!;」びくっ!&瞠目
ケイト「フィン!
そんな風に息子と娘に殺気を出す父親がいるか!!」ぷりぷり
フィン「いや…これは……;」たらたら&たじっ!
ケイト「フィンの馬鹿!おやつ抜き!!」ぷいっ!
フィン「!!?;」瞠目
アル&ディ『きゃっきゃっ!^^』
ケイト「よしよし♪アルとディは可愛いね^^♪」なでなで
フィン「ぬぐぐぐぐぐ)…可愛くない!!!」ギリッ!
歯噛みして叫んでから、僕はロキ・ファミリアの執務室へ遠征の打ち合わせの為移動した。
執務室にて…
リヴェリア&ガレス『あっはっはっはっはっはっはっ!^^』
フィン「笑い事じゃない!」睨
話を聞くや否や笑われ、気に食わず睨視した。
リヴェリア「いや…済まない。ふっふっふっ…
あまりにも、よく似ているもので…つい、な?」くすくす
未だ堪えきれない笑いを抑えきれず吹き出すリヴェリアを僕は睨み続けた。
そして…
フィン「どこが似ているんだい?」むすっ
リヴェリア「そういう所がだ」くすり
フィン&ガレス『??』眉顰め
リヴェリアの言わんとすることが未だわからず、ガレスは共に眉を顰め首を傾げた。
どこが似ていると言うのだろう…?;
テロップ『独占欲は未だ子供だと本人は気付いてない』
げしっ!!!←フィンはテロップを蹴飛ばした