第55章 事件
「幸せになれって言うけんどもさあ!
お前が死んだら、幸せもくそもねえべよおおお!!
お~いおいおいおい;;」ボロボロ号泣
その店主の言葉が一番効いたようで…
彼と全く同様に、滂沱の涙を流し続けていた。
そして…鼻水も垂らしながらつけないようにしがみ付いていた……
うん…気を付けてくれているのはわかっているよ?
わかってはいるんだが……
そっと気付かれないように神の力で消失させた。
泣きじゃくるケイトをあやすように頭を撫でる中、アミッドから言われたことが頭に浮かんだ。
アミッド「いいですか?
とにかく、安静にしていて下さいね?」
ケイト「はーい;」
フィン「大人しく聞くと思うかい?」
アミッド「そうですね…」ちらっ
ケイト「ビクッ!)!!」気を付け
アミッド「ベッドに縛り付けましょう!」キラン
ケイト「そこまでしなくてもいいじゃん!!;」
アミッド「絶対安静の時にしたことをお忘れですか?」じと目
ケイト「ギクッ!!;)…」
フィン「……一体何があったんだい?;」苦笑
アミッド「それがですね;
ケイト「待って待って!;待て待て待てっ!!;
それはダメ!;お願いだからやめて!!;」あわあわ
フィン「聞かせてくれ、是非」キラン&ずいっ←ケイトの額に手を当てて枕へ後頭部を人為的に押し付けさせる
アミッド「筋肉が落ちるからと、ベッドの上でふんふんダンベルをその場で作って鍛えたり
ケイト「ああああああ//;」ぼしゅうう←両手で目を覆い中
フィン「そんなことを…?;(目に浮かぶよ^^;」
アミッド「あまつさえ魔力が少なくなるとあなたの場合悪化するのでやめて下さいねと言っているのに、只管あなた達の安否を気にして魔力を放出させてでも調べようと躍起になったり」
ケイト「だってだってだってえええええ;」びえええええっ&半泣←両腕をバタバタさせつつ涙目になっている
フィン「はははっ…
ケイトらしいね^^//;(それは嬉しいな//」腕組
アミッド「ですので!是が非でも監視して止めて下さいね?
何をしでかすかわかったものではありませんので!」
ケイト「酷いよアミッドおおお;」ぽかぽか←軽く叩く
アミッド「自業自得です!!自分の身体を大事にしなさい!」ぷりぷり
フィン「本当にその通りだ」苦笑
ケイト「フィンまで?!;」ガーン!