• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第54章 市民カード





アイズ「誰にも渡さない!」ぎゅっ!&ふんすっ!
ティオナ「お?やる?負けないぞー!」微笑&ぐいっ!←左腕引っ張る
フィアナ「私だって負けませんとも!」ぐいっ!←足にしがみ付く
女性陣『負けるものか!!!』だっ!!
ケイト「皆!目が怖い!!;」がくぶる

次々にケイトは女性陣から掴まれ、是が非でも自身の方へ引き込もうと実力行使になった。


ケイト「誰か助けてええええええ!!;」半泣&手を伸ばし

ガレス「流石にそこまでは付き合い切れんわい;(ぼそ)

あの中に飛び込めばただでは済まんじゃろう;」嘆息

オッタル「フレイヤ様…幸せそうで何よりです」ふっ

フィン「う~ん…どうしたものやら;」額押さえ
ティオネ「団長おおお^^//♪」すりすり←腕にしがみ付いたまま擦り寄っている

しがみ付かれてない側の手で額を押さえ、嘆息を零す中…

その争いは終わることを知らなかった。


当番制ということで女性陣の間で曜日を取り決められ、それを守ることになった。



ケイト「…フィンは?;」
ティオナ「フィンはいつでもいていいよ?」
リヴェリア「正妻だからな」ふふっ
フィン「言わないでくれ;今は女性じゃない;」嘆息

苦言を腕組みしたまま嘆息と共に零す中、ガレスやオッタルの日もまた取り決められていた。


「女は強し」…

その言葉の意味を、僕とケイトは噛み締めるばかりだった;



その後、フィアナの例の件と真相を伝えたわけだが…←2036,2037ページ参照

彼女は一切意に介しておらず、益々惚れたとさえ言われた。


彼女が言うには…大神様から大変よくされており、こちらの情報もまた伝わってきていたそうだ。

しかし、ケイトが期せずして他種族からの小人族(パルゥム)への待遇をよくされることに繋がっており
その人となりもやってきた行いの全てもずっと見ていた為、ずっと前から好きだったとのことだ。

寧ろ明かしてくれたこと、謝罪してくれたこと、面と向かい合って打ち明けてくれたのが本当に嬉しいとまで言っていた。



こうして…重婚問題もまた、幕を下ろしたのだった。

市民カードを重婚者にもまた配り、雲王国エリアの領主邸宅へ住むことを許された。


部屋決めから始まり、空き部屋の用途についても話し合われ…

全て明確に決まった後で時計を見ると、迎えに行く時間となっていた。


/ 5284ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp