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Unlimited【ダンまち】

第54章 市民カード





アルとディを迎えに行った折…


アル「マンママンママンママンマあああああああ;;」号泣&ヒシィッ!!

ディ「パパ、パンパッ♪」きゃっきゃっ

ケイト「…対照的だね;」

フィン「…そうだね^^;」

ケイトへしがみ付くアルと、僕へ近寄ってはしゃぐディに…僕等は笑った。



アル→フィンの一途さ、ケイトの純粋さ

風呂場で分かれた途端…凄まじく泣き喚く;


フィン「泣き喚いてるね;」

ケイト「今すぐ出たいんだろうね…;」

フィン「ママ一択か…;←少々寂しい気持ちに囚われている

パパも呼んで欲しいんだけれどなあ…;」冷や汗&腕組


ケイト「それにしてもディ…

混ざるな危険が混ざっちゃってるよ…;」



ディ→フィンの冷静沈着、ケイトのマイペース

とっても落ち着いている…


ケイト「落ち着いて状況を冷静に分析できているね;」

フィン「しかも人に自分のペースを強要してない。
自分で考えろっていう主旨を捉えているようだね」微笑



これは余談ではあるがディが2歳になった頃…

ディ「状況の変化に惑わされるなってこと。

ママが無意味にこんなことをするとは考えられないよ」

『!!』


フィン「…驚かされるところまで、そっくりだね^^;」

ケイト「顔もそっくりだからね。

いやぁ、アルの泣き顔…フィンの泣きじゃくった顔にそっくりだなあ…」にやにや
フィン「そこは言わないでくれ;」瞑目

ケイト「だって前世の記憶でえんえん泣きじゃくってたじゃん。
立派な最期だったなどと聞きたくはなかったって」によによ←1630ページ参照(話題となった前世の状況は1913,1914ページ参照)
フィン「仕方ないだろう;

立場が逆だったらどうしていたか考えてくれ」腕組み&顔顰め
ケイト「ぶわっ!!)

無理!!;」号泣

だきっ!!!
ヒシィイイッ!!

即座に抱き付いてしがみ付いてこられた…

そういう所は、ディではなくアルに遺伝してしまったのだろうか…;


フィン「……;

冷静に…話し合おうか;」なでなで←頭を撫でる

ケイト「うん;」ぐすんっ&すりすり←ひたすら頭をフィンの胸へ擦り付けている

こうして…それ以降の一日は大したことは何も起こらず、幕を下ろした。


しかし…次の日の朝、異変が突如起きた――


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