第54章 市民カード
出会うべくして僕らは出会った。
のだが……
下らない…とっても下らない。
フィン「そんなことか!!?
とても心配したというのに!!」
ケイト「ど、どおどお;」
フィン「生きた心地もしなかったと言うのに!!;」くぅっ!!
ケイト「ごめんなさい;」しょぼーん
フィン「なんて下らない内容を問題視しているんだ!!;」
ケイト「下らなくなんかないやい!!」ぷんぷん!
フィン「……;
とりあえず…他に問題は?」
ケイト「キスしたまま寝てみたい//
きゃっ!><///言っちゃった//」もじもじ
フィン「…………いくらでもしてきたような気がするんだが;」汗
ケイト「何回しても飽きない//」
フィン「……///
まあ…わかるけれど//
それは晩に回すとして、他に問題は?」
ケイト「……実は…結界に、あるシステムを組み込んじゃった」
フィン「?どんなものを?」
ケイト「攻撃しようとしてくるエネルギーも込みで!
攻撃を向けられた瞬間、結界自身のエネルギーへと置き換えると同時に主導権を奪い、触れるよりも前の内に即座に跳ね返す!!」ぐっ!&キラキラ←やり切った顔
フィン「なんて兵器を考えたんだ!!!;」←やり切れない顔
テロップ『対照的にも程がある』
アイズ「?(何をしているんだろう?」きょとん
その頃、問題のコクーンの雲王国エリアにあるホテル支店では…
レフィーヤがフィルヴィスと旅行も兼ねて、共に訪れていた(二人共3日ほど休暇を取ってる)。
ケイト「アルとディが夜泣きをしない!!」
フィン「精霊王が訪れて面倒を見てくれているんだろう?
後でお礼の品をあげないといけないね」
ケイト「フィンと四六時中密着していたい!」
フィン「十分していると思うんだが^^;」
ケイト「足りん!」
フィン「……弱ったなあ^^//;」
テロップ『そう言いながらとても嬉しそうだ』
アイズ「えっと…フィアナ様?何をしてるの?」
テロップ『ふあっ!!?;』驚←フィアナが飛び上がった
リヴェリア「律儀にテロップなど返さずともいいと思うが…;」やれやれ嘆息&腕組
ドアの隙間から僕達のやり取りの一部始終が見られていたことは、後になってから教えられた。