第54章 市民カード
ケイト「雲王国エリアのホテル支部は完成したばかりだし、まだまだ他人の悪事に苦しむ人達は多いし、未だ餓死で死ぬ人だっているわけだし…」
フィン「……(瞠目)
(それは…つまり……」
ケイト「まだまだ問題は山積みだよ!
そりゃまあ…人によっては越えないといけないそれはそれぞれだろうし、感性もまた違うからこそすれ違うもあるけれどもさ…
各々の得意な分野で、どうやって補い合っていくか、それらの仕組みも土台もちゃんと完成させておかないと(う~ん)←顎に手を当てて考え中
アルやディが大きくなった時に困っちゃう。
あと精霊の森の守り人の後継者となる世継ぎも産まないといけないし」
フィン「自分以外の問題ばかり考え込んでいるのか、また;)
はああああっ;」溜息&額に右手を当て
ケイト「?どしたの?フィン」きょとん
フィン「君の性格がよく出てるね;」片目瞑り&嘆息
ケイト「………でもね」
フィン「ん?」きょとん
ケイト「一番の問題は…フィンだよ//」ぼそ
フィン「!!?;」ピシッ!←硬直
もしや…昨晩の行為が激しかったのか!?;
いや、それ以外にも嫌なことが?
それとも嫌われるようなことを気付かない内に沢山していた?
在り得る!ただでさえ全く言い出さないタイプだ!!(たらたら)←フィンの背後に滝汗
後ろへ振り返りながら呟くケイトに対し…
僕は申し訳なさと動揺以外何も思い浮かばなくなった。
フィン「い…一体…何が」震
ケイト「それは…ね」俯
フィン「問題があったなら何でも言ってくれ!!!;」ガシッ!!←真っ青になりながらケイトの両肩を掴む
テロップ『フィンが壊れた!!』
ケイト「恋の病//」ぽっ
フィン「……………え?」
ケイト「フィンといつでも一緒に居たい。
風呂でもトイレでもベッドでも!どこでも何でもいつでも一緒に居たい!!
便をしている時でも一緒に居たい!
その時の顔も是非見たい!!」キラン
フィン「見ないでくれ!!;」
ケイト「いいじゃない!見ても!
フィンだって見たことあるくせに!!」
フィン「それは君が絶対安静だったからで、手伝いで止む無く!;」
ケイト「嫌だったの!?;」
フィン「嫌じゃない!!;
嫌じゃないが…僕が見られるのは嫌だ!」
ケイト「いいじゃんか見たんだから!!不公平!!」ぶーぶー!!