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Unlimited【ダンまち】

第54章 市民カード





ケイト「許して放してお許しをおおおおおおおおおお;;」じたばた

フィン「さてと…どうしたものかなあ?

問題は、神の力をどう使って解除するかだけれど。
はぁー(嘆息)

君のことだから、君だけじゃなくノアールもブランシェも長生きして欲しいと言うんだろう?」
ケイト「勿論!」うん!←力強く頷く

フィン「何でこの空気の中でそう真剣に頷けるのやら…;

まあ、それは置いておくとしておいて…


ンー…どうしたものかなあ」顎に手を当て考え込む


ケイト「うん…


問題は…人から何をされたかじゃない。

されたことを受けて、どうしたいかだ。
何を望み、何を為し、言動に移すか。神から試されている。

だからこそ、この世は魂の修業場なんだ」キラン&真剣

フィン「……;

今、言わないといけないことかい?;それは」苦笑

ケイト「そりゃ今じゃないけれど…

伝えておきたい言葉、私の中ではベスト1!b」ぐっ!

フィン「うん…できれば一緒に考えて欲しいな^^;

でも精霊には実体がないわけだし、どう使えば…」

ケイト「精霊神に相談してみよっか」
フィン「!?;」

ケイト「だって、精霊の体の仕組みは謎だし。
それを教えてもらえれば復元できるかも。

あ、でも精霊ならじっちゃん(精霊王)を終末神の戦いの後で生き返らせたことがあるから、ある程度覚えてる!


あ、もしくは記憶や精神には干渉せずに体のみ指定して時間を逆行させる?

はたまたじっちゃんの身体を思い浮かべながら、魔力をもとに実体として精霊の身体とする?」

フィン「…凄いね…
やり方の詳細が次々明かされて、段々と目星がついてきた」

ケイト「えへへ^^//」


フィン「そうだね…

とりあえず、後者の選択でいいんじゃないのかな?

君の寿命だけが精霊になったとして、僕は既に神に至った時に得た寿命が神に至った感覚を覚えている。
それを応用すれば問題なく終わるだろう」微笑

ケイト「うん!ありがとう^^

早速ノアールとブランシェに話さないと。
ってあ、聞いてたみたい」

フィン「ようやくだ…」

ケイト「ん?」


フィン「…ようやく…全ての問題が解決したね」微笑
ケイト「全然だよ」

フィン「!?;」

即座に返されたケイトからの言葉に…僕は愕然と固まった。


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