第54章 市民カード
アイズ「私…ケイトとの子供が、欲しい」真剣
ティオナ「うんうん。わかる!」
リヴェリア「となると問題は…
いや、龍神がケイトの母にしたようにできるのではないか?
今では小人族(パルゥム)ではないのだから」←479,1451ページ参照
『……あ』
ケイト「!!?;」ぎょっ!!
フレイヤ「まずは女性の中で誰が正妻になるかが問題ね」微笑
アイシャ「ふむ。
付き合いの長さで言えばロキ・ファミリアが有利か?」顎に手を当て考え込む
アスフィ「むっ)待ちなさい。そんなことはないかと」
リュー「私もそう思います(真剣)
付き合いの長さだけで決まるものではないかと」
フレイヤ「付き合いの長さ、特にケイトへの理解に関しては私じゃない?」
ロキ「何言うてんねや!
うちかて魂の頃からの付き合いやで!?」
フレイヤ「あら?
私はほとんど毎日離れず寝食まで共にしていたのだけれど、それ以上だと言えるのかしら?」ふふっ&微笑
ロキ「ぬぐっ!;」たじっ
フィアナ「あのー」挙手
女性『何!?』ギンッ!!!←殺気満タン
フィアナ「怖い…;)
一々側室同士で話し合って決めるのではなく、ケイトに決めてもらうのはどうでしょう?;
ケイト本人の心が大事でしょう?」
女性『はっ!)……そうだった』
椿「頷)うむ。一理あるな」
アイシャ「では決めてもらおう」
女性『誰がいい?』ギンッ!!!!←視線だけで殺せそうなプレッシャー
ケイト「………・・」ぐらぁっ
ばったーん!!
フィン「ケイト!!?;」
ケイトは即座に硬直、と共に意識を失う
=卒倒し、床に背中から倒れ込んだ。
ガレス「…わしらは男でよかったの;
正夫もフィンじゃと決まっていておったし;」
オッタル「………
厄介な問題だ;」
これは余談ではあるが…
ケイトのした数々の発明に伴い、本人の「人の上に立つのに向いてないと思う」発言(2048ページ参照)とは裏腹に
発明による恩恵を受けている民衆達からのケイトの王としての信頼は確固たるものとなり、一層揺るぎないものとなっていた。
それに伴い、ケイトへの重婚志願者も集おうとし出したのだが…
それはフレイヤ達によって食い止められることにより、今後これ以上増えることは無かった。