第53章 メシア・デイ
水を差すな!とばかりに周囲からツッコミが炸裂したそうだ……
作者『12月31日にひいた風邪を昨晩(1/2晩)こじらせてしまい、2日と3日分の更新が遅れています。
皆様、風邪やインフルエンザ、特に人混みにはお気を付けて下さい。
体調が優れず更新できなくて済みませんでした。
多少マシになったので少しだけ更新します』
・結界について
フィン「所で…聖別の結界のことで聞きたいんだが」
ケイト「何ー?」
フィン「…犯罪歴も性格も踏まえた上で本質を見定めるとあるけれど…」
肝心の防衛システム(1696,1697ページ参照)
市壁の性能(1353ページ参照)
結界(1354,1673,1706~1709,1732~1734,1847,1879,1921,1934,2001,2010ページ参照)
について改めて知り得る限りのことを言い上げた後、僕は尋ねた。
フィン「『市壁の上に上って日の出を拝むこともでき
市壁自体が結界の壁に位置する為モンスターも敵も一切近寄れず、魔法も反射されるので注意すべしとのことだ。
市壁内部は倉庫も部屋もあり、もしもの時の避難所の役割もある』
とあるのだけれど…肝心の『結界の威力』について知りたい。
物理攻撃が来た場合は?耐えうる魔法の規模は?」
ケイト「全部」
フィン「………
?全部?とは、一体どういう?」
ケイト「だから全部。
外部からの物理攻撃、魔法攻撃、その他諸々の侵入をそのまま空間ごと跳ね返す」
フィン「……・・」←硬直中
ケイト「物理も魔法も全部跳ね返すとして
人や魔物や異端児、生物の侵入条件の詳細を後から付け加えたことで可能にしたの。
ほら、フレイヤから魔導書貰ったでしょ?←1412ページ参照
それで得たリフレクションの原理を利用したんだよ。←1415ページ参照
空間レベルで」
フィン「なるほど…そういうことか」
ケイト「聖別の結界と呼ばれているのは、本質が聖者の人しか入れないから。
正確には他を害する&貶める行為をして心が痛む人のみ入れるようにしている。痛まない人は犯罪者予備軍として弾かれる。
要するに、己<他の心の人だけ入れるようにしている。
それ以外は全部却下。
三善美を守れ、他へ在りのままの個でいられるよう促せる人ならばいい」←1738~1743ページ参照