• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第53章 メシア・デイ





・再会の時

髪の毛を乾かすのに時間がかかり…

と言うより、ブラの中のパットが片方へ纏まっていた為
着てから気付いて脱ぎ、元に戻すのに時間がかかったことで、より一層時間を取られ……


アル「マンマ…マンマ…びいいええええ」ぼろぼろ←ロビーで共に待機中(フィンの膝の上)

フィン「よしよし(なでなで)←アルの頭を撫でている

『アルが限界だ。早めに頼むよ』と」
ケイト『わかった。もう直に出る!』

ロビーの椅子に座ったまま、即座にやり取りをし合っていた。


フィン「そろそろ出てくるから」

アル「マンマ…?マンマあっ」ぷるぷる←頑張って我慢中

やれやれ。露天風呂の時にケイトが声をかけるから、余計顔が見たいと泣きじゃくるし…

まあ、そのお陰で…



ケイト「我慢できたら、目一杯ぎゅうううってするからね?」
アル「マンマ!?」ぱああああ&キラキラ←希望に満ちた目

ホント!?と言いたいらしく、ケイトには伝わっていて…


ケイト「ホントホント!
もっと大好きになっちゃうだろうなあ^^」にこ
アル「マンマ待つ!」

ケイト「偉いよアル!大好き!」
アル「マンマ好き!」

べったりと女湯との仕切りの木壁にしがみつきながら叫ぶ有り様で…


そこからはただただ忍耐で、真剣に頑張っていた。



そして今…


ケイト「アルー」←出てきた
アル「マンマー!」だっ!←両腕を広げ、真っ直ぐにケイトへ向けて空中浮遊で近付く

ケイト「アルー!」ばっ!←両腕を広げ、アルへ走っていく
アル「マンマー!!」

ケイト「アルー!!」
アル「マンマあー!!」

ヒシィッ!!←ケイトとアルが抱き締め合う


『感動の再会だ!!』ぶわっ!!←周囲

テロップ『何故…?』



ディ「パンパー!!」←アルと同様にフィンへ

フィン「???;」←ノリについていけていない
ディ「…;;」うるうる←泣き出す5秒前

フィン「でっ
ディー!」ばっ!←声が引き攣っている&そこはかとなく棒読み
ディ「パンパー!!」

フィン「ディー!!」
ディ「パンパあー!!!」

ヒシィッ!!←フィンとディが、以下略


その目の前で広がる光景に、温かな目が向けられていた。

テロップ『大袈裟な別れと再会であった』
『やかましい!!!』ゲシィッ!!←周囲がテロップを殴り&蹴り飛ばす
テロップ『痛い!;』


/ 5286ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp