第53章 メシア・デイ
今日のことは…決して忘れない。
そう、胸に深く刻み込んだ。
ケイト「フィンにとって私は…助けとなったかな?」
フィン「なれているよ。寧ろなり過ぎているぐらいさ」微笑
ケイト「//…こっちの台詞//」微笑&こつん←額に額を重ねる
フィン「ふふっ^^//」
ケイト「あははっ^^//」
心底嬉しくて笑い合う中…周囲からの眼は叫んでいた。
『ギロリッ!!)(リア充め!!!)』
(((声に出しては言わないけれど)))
それから…僕達は共に、携帯に熱中していた。
雲王国エリアの一角は人が少なく
と言うのも、中央でパレードを見送る為に集中しているからこそだろう。
ケイト「よし!☆6&5凸完成!」
フィン「僕もだよ(微笑)
虹の装備を完成させておいて本当によかった」
ケイト「でも特質がなあ…;
3つの枠のがクリティカル10%UPと力30しか…;」
フィン「2つついているだけ儲けものだよ。
1つしかつかないことなんてざらだからね」苦笑
ケイト「あれ?でもなんか大事なこと忘れてるような気が…」
フィン「ん?」ぱちくり
『う~ん)………あ』
双方腕を組んで考える中…やっと気付いた。
アルとディを放置していたことに…
二人は変わらずお腹いっぱいだからかあのまま熟睡し切っており、その様子を見て至極安心した。
ケイト「よかった;泣いてなくって」
フィン「昨日は学び舎の日だったからね。
特別にということで、正月等の祝日に授業となった場合は昼12時までと取り決められたそうだ。
祝日では、参加すべき行事に授業の一環として共に参加させるらしい。
教えるのは…この時間帯は混んでいるとか、状況に合わせた効率のいい回り方とかね」片目瞑&微笑
ケイト「あー。そう言えば報告があったよね。
祝いの日だからお弁当も無料配布、しかも量は家族の分も込みで個人別にされるって。
残った分は空間収納庫に非常食として入れておくように、とも」
フィン「と言ってもその半休は帳尻合わせに過ぎない」
ケイト「あー。
1日休日を半日休日とすることで、週休2日のに学力を追い付けさせる為ってことか」
フィン「頷)ああ。
だから学び舎は12時、教員は8時から13時までとなっている」←1879ページ参照
学び舎の雑談を交える中、アルとディは目を覚ます。