第52章 メシア・デイ・イヴ
魔力に伴う物質強化、なおかつ不壊属性によって周囲からの攻撃の一切を受け付けないまま
リヴェリアとのぶつけ合いの中で、平然と会話をしていた。
是が非でも勝ちたい…ふと、リヴェリアはそう思っていたという。
リヴェリア(そして…あわよくば婚姻を!!)メラッ!!
ケイト「!?;」ゾクゥッ!!
変に総毛立つ中、フィンからツッコまれた。
フィン「へえ。
発展アビリティ『魔闘』から取ったのかい?」
ケイト「あ…頭からすっぽ抜けてた;」
フィン「ん?^^;」←聞き間違いかと思った人
発展アビリティ『魔操作』とその上位発展アビリティ『魔支配』、『魔闘(228ページ)』については742ページ
『魔導』と『剣士』の合一発展アビリティの上位発展アビリティ『魔武神』、魔闘と気功の合一発展アビリティ『気魔闘』は952ページ参照。
結果として…
「『魔力』を多種多様な武器や防具と化し、体内に集中することで己の身体能力をも強化し、物理攻撃にも魔法攻撃にも魔力のみで対応可能とする者」の名が、『魔闘士』と定まった。
水路が流れるプールになると同時期に
年寄りや足が不自由な人の為に、コクーンでの要所を回る周回バスが作られた。
車体も低く、車椅子や不自由な人用のスペースが出口付近にあり、すぐ乗り降りできる。
一人10ヴァリス(100円)とお金を取るが、水路よりも速く何周乗ったままでも要求される金額は乗り降り一回分のみというものだ。
その周回は雲王国エリアも込みで、大変重宝されている。
一度全てを見渡した後、予定を決めるというやり方もある。
中も快適な湿度と温度が常に保たれているので、外よりも安心できるほど心地よい。
バスの中は異空間になっていて非常に広く(縦10m,横50m)、2階建て(階ごとの高さ3m)で手すり付きの屋上もあり、そこから周囲を見渡すこともできる。
トイレもあり、飲み物や軽食も中で売られているので、移動のついでにと寄る者も多い。