第52章 メシア・デイ・イヴ

当時、叫んだレフィーヤの頭の中では…

大変な勢いで目まぐるしく思考が進んでいた。


時間は、レフィーヤが叫ぶ数秒前に遡る――



ティオネ「勝ったら結婚ですからね！！？」真剣←前ページ参照
レフィーヤ「勝ったら結婚！？

ということは…

ということはっ！
アイズさんに勝ったら結婚？！//（はわわわ）

いいえ！ダメです！流石にそれは；
でもアイズさんがその気だからケイトさんに！？

なら私だって…私だって！！

でも重婚なんて、流石に…


（はっ！）でもよく考えてみると…

私→アイズさん、アイズさん→ケイトさん
の三角関係に！！？；

でもでも私はやっぱりアイズさんと！！
でもそれは迷惑じゃ？でもアイズさんだってケイトさんに！！；

けれど止められない！止められるはずもない！！！；
そんな生半可な想いじゃない！！//；）


わ…私は…私は…・・

私はっ！；
どうしたらあああああ！！＠＠；」ぐるぐる←プチパニック

テロップ『この間、僅か3秒』
作者「いや、早過ぎ！！；」

テロップ『（ケイトとフィンの言葉は聞いていない）』
作者「いやまあ想像は付くけども！！；」


襲い掛かる周囲、応戦する二人。



ベート「おらあああああああ！！」
ケイト「だらあああああああああ！！」

アイズ「ベートさんも…結婚したいの？」
ベート「ぶふっ！！//」

アイズ「ケイトと」
ベート「紛らわしい真似すんじゃねえ！；誰がするか！！；」

レナ「じゃあ私と結婚しよう！
ベート・ローガああああああ！！」←ベートへジャンプ一番襲い掛かる
ベート「誰がするかあ！！！・・」

テロップ『まるでルパンの飛び込みのようだ』


ガネーシャ「光速を超えたバトル！バトル！！バトルだあああああ！！！」
『うおおおおおおおおおおおおおお！！！！！』

ガネーシャ「衝撃波の余波が観客席にまでずんずんビリビリ響いているぞおおお！！」
『おおおおおおおおおおおおおおお！！！！！』

闘技場が最早『不思議な結婚申し込み場』とも言えるラッシュと化しているなど

観客は思いもしないし、彼等彼女等の会話もまた聞こえもしなかった。


知らないとは恐ろしい…；←何にでも言えること

「知らぬが仏」という言葉もあるわけだが…；←以下同文

戦闘中に思う中、観客席では関係のない話が上がっていた。