第52章 メシア・デイ・イヴ
ケイト「一度見せた動きはしない方がいい、動きが読まれる元だ…
そう、教えただろ?」
アイズ「っ」
ずさっ!!
左後ろへ飛ばされる中、何とか剣を地面に刺して踏み止まったけれど…
踏み止まる為に気付いたら膝をついていた。
右手に槍を持ったまま、顔色を一つも変えずに助言まで淡々と伝えるケイトに…
負けまいと、負けたくないと…強く想った。
そうふつふつと沸き上がる想いと共に奮起しながら立ち上がる頃には、既に周囲の包囲網は完成していた。
ケイト「さて、と――
どうする?フィン?」
フィン「単独で撃破する方がいいんじゃないのかい?」
ケイト「それもそうだね。
暴れたそうな人がいるみたいだし」
フィン「ああ。そうだね」
ケイト「お互い苦労するね^^;」
フィン「モテてるんだからその言い方はやめた方がいい」
ケイト「そっか…
うん、言われてみれば失礼だね。ごめん;
そして、教えてくれてありがとう」
フィン「気にせずに戦うことに集中しようか。
いつ襲い掛かってきてもおかしくはないのだからね』
ケイト「そうだね^^」
女性ファン一同『きゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!//
ケイト様ああああああああ!!!><////』
ケイト「…でもこれは困る;うるさい;」
フィン「まあ…よかったじゃないか;」引き攣り笑い←内心複雑
ティオナ「よぉーし!暴れちゃうぞー!!」微笑
ティオネ「勝ったら結婚ですからね!!?」真剣
テロップ『二人共燃え滾っている』
フィン「何でそう話がすり替わるのかな?^^;」やれやれ嘆息←肩すくめてる
ケイト「重婚は反対派なのにね、私達」ちらり←フィンを見やる
フィン「本当に;(瞑目」うんうん(二度頷)&腕組
そう言い合う中、なおも食い下がるまいと襲い掛かった。
レフィーヤ「わ…私は…私は…・・
私はっ!;
どうしたらあああああ!!@@;」ぐるぐる←プチパニック
ガレス「いっそのこと、全員で結婚すればいいのではないか?」う~む←顎に手を当て『真剣に』考え中
リヴェリア「馬鹿なことを言うな。行くぞ!」真剣
再び襲い掛かられる中…激闘は続いていく。