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Unlimited【ダンまち】

第52章 メシア・デイ・イヴ





ケイト「一番人気なのはトランポリンだよね」

フィン「!

雲で造れるのかい?」

ケイト「うん。

水分子同士の結びつきの強さと密度を部位ごとに制御して完成させたんだ。
大人用のと子供用のとがあって…雲王国も込みで結界に包まれているからオラリオに影は作らない」

フィン「……;

雲王国も込みで、か。
いや、雲王国エリアと言った方がいいのだろうね;」

ケイト「うん。そう付け加えた所。

そう言えばベル達の宿泊期限は明日までだったね。
オラリオにもいつでも戻れるよう瞬間移動ポータル作る方針になってるけれど、まだ場所がはっきりしてくれないんだ」

フィン「殺到するだろうことは明白だからね^^;

色々な状況を加味させる必要があるのだと思うよ?」

ケイト「うん。そこはやっぱりそうだよね^^;

雲でできた闘技場だけれど。
世界が消滅してもあり続けるよう、精霊神の結界の構造の理を利用して作ったから」キラン&にや
フィン「君は毎度僕を驚かすことに全力を尽くすね^^;

狙われたらどうするんだい?」

ケイト「その壁で囲えば無傷で捕らえられる!
おまけに空気を抜けばすぐ気絶させられる!!

これぞ一石二鳥!」
フィン「その上天井で押し潰せば一石三鳥か…;

はははっ…
余計に気が抜けない相手として捉えられそうだ^^;

他意はないのだろうけれど…使いようによっては、世界を滅ぼすことなど朝飯前となるだろうね;」

ケイト「まあともかく!

前夜祭で飛ばしてくたっくたになるまで暴れ回るぞおおおおおおおおおおおお!!!!」拳を振り上げる
『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!』拳を振り上げる


フィン「…参ったな…

そんなに差別なくフレンドリーに接する国王なんて君だけだ。
聖別の結界があるから悪人が入ってこれないとしても…;」←心配

ケイト「正確には、立場を変えてみてされて嫌だとわかっていながら行為を続けられる人。
コクーンやそこにいる旅人と領民と領主に悪意及び害意がある人。
傲慢かつ自分勝手で周りの迷惑を顧みず自分の思い通りに事が進んで当たり前とする人。

これら3種の人だね。
一つでも当てはまったら入れない、入る前に結界で弾き飛ばされちゃう」

フィン「…まあ、それは必要最低限の自衛として置いておくとして…

せっかくのイヴだ。楽しもう」


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