第52章 メシア・デイ・イヴ
フィン「……ケイト」
ケイト「?」
フィン「…話すけれど、いいね?」
ケイト「……うん(こっくり頷)
…皆には…知ってて欲しい」
そう一拍置いてから、僕は伝え出した。
ケイトが教えてくれたこと。
精霊神の裁き(1863~1873ページ参照)によって死ぬはずであったことを。
ガレス「…また、厄介事に巻き込まれたの;
話した時に話すなと念押ししておったのはそれでか;」
リヴェリア「浅慮だったという点が目立つな、ロキ。
だが…永久に続く結界の褒美から悪露を治したとは。
何故言ってくれなかった?」
ケイト「それは…私も知らなかった;
てっきり、まだ続いてるんだとばっかり思い込んでて;」
フィン「いや…伝えなかった僕にも要因はある。
済まない」
ケイト「ううん。
今思えば水泳できてたことを疑問に思うべきだった;
何故修業空間に行ってた時に気付かなかったんだか;」う~ん
ロキ「ま…まあ、よかったやんか…
ほら、色んな意味で学びにはなったし;」
『………』じとおおおお←ロキを見つめる
ロキ「えと…;(たらたら)←冷や汗だらだら
済みませんでしたあああ!!!;」土下座
ケイト「ロキの御免は信用できん」
『うんうん』二度頷
ロキ「ええ!?;」
ケイト「だって何かしらしでかすし。
まあ、本人の為っていうのもわかるんだけれどさ;」
リヴェリア「ずれている所が多いからな」嘆息
フィン「本当に…困りものだよ」嘆息&腕組
レフィーヤ「ま…まあ…本人に悪気はないんですし^^;」
ロキ「レフィーヤありがとおおおお!!!;」
アイズ「厳罰に処するべし!」キラン
ロキ「アイズたん!?;何で目の色変わっとるん!!?;」
アイズ「えっと…モンスターフィリアの時、邪魔されたから?
ケイトと二人っきりでいたい」
ケイト「モンスターフィリア?…って何?;」
フィン「ああ。それh
ロキ「怪物祭とも言うてな?
年に1度観客の前でモンスターを調教するギルド公認の祭典や!」
ケイト「へー、そうなんだ」
フィン「台詞を取られた)…」イラッ!&黒
ロキ「ともかく…既に皆入って来とるんやないか?
今日学び舎ある日で雲と動物のそれももう済ませとるんやろ?」
ケイト「うん!他にも色んな催しがあるんだ!」にや&キラン
『おお!』ごくり←息を呑む