第52章 メシア・デイ・イヴ
ケイト「水泳の季節だねえ…」
テロップ『リアルでは11月だが』
ケイト「それは要らん」きっぱり
リヴェリア「水路の所、全ての板が外されると聞いたが…」
ケイト「?うん」
リヴェリア「そこで泳げと?」
ケイト「泳ぎたい人は泳げと(キラン&頷)
水路の上に掛けられた階段も、エスカレーター形式になったから足が悪い人も大丈夫。
その為にもスカイボードがあるからね」
ティオナ「あ!
そう言えばアイズ、泳ぎどうなったの?
特訓の話!」
アイズ「……大丈夫…」
ロキ「おお!泳げるようになったんか!!」
ティオネ「おめでとう!やったわね!」微笑
レフィーヤ「おめでとうございます!//」微笑
アイズ「うん…ありがとう^^//」
『!!!!!!!////』
ティオネ「アイズ!団長の前ではその顔禁止!!;
団長!見惚れてないですよね!!?;」
フィン「見惚れるも何もケイト以外は考えられない」
ぐさっ!!
テロップ『ティオネの精神に痛恨の一撃!!』
ティオネ「…・・;」ずぅーん←壁を向いて抱き、跪いたまま放心中
フィン「というより…
人の家に我が家のように上がって欲しくはないんだが;←顔を顰め&腕組
(遠慮が無さ過ぎる;」嘆息
ロキ「んー?(もぐもぐ)
固いことはいいっこなしや!」にや&キラン
フィン「フォーク片手にサイコロステーキを頬張らないで欲しい;
ケイトと僕の分が少なくなる;」
ロキ「まーまー!
動物殺すの勿体ないってケイトの主旨で、もう魔力を下に作り出す神器が完成したんやろ?」もぐもぐ
ケイト「…;」そっぽ向き
フィン「…本当かい?」
ケイト「…合間に…ちょくちょくと…;」たらたら←冷や汗だらだら
気まずそうにそっぽを向くケイトの前へ回り込み、無理やり顔を合わさせた。
すると今度は目を逸らして来たので…
アル「まー!」
ケイト「…」
僕が強引にケイトと目を合わせたタイミングで、アルの声が響く中…
ケイトは観念したように…俯いたまま、一息ついた後で語り出した。