第52章 メシア・デイ・イヴ
ケイト「そう言えば、リュー達は?」
フィン「別の階で寝てもらっている。
抱き枕は全員に渡すことになった」
ケイト「そっか。
明日に売り出す目的で作ったしねえ。
あと…スカイボードならぬ、例のウォーターボード!」キラン
フィン「水族館でも遊覧船とも言える潜水艇ができた。
水中のそれを潜水して見れ、呼吸がいつまででもできるようになったね」
ケイト「皆が楽しめるのが一番だ。
皆の笑顔も、幸せも、いつまでもあるわけじゃない。
命と同様に…皆、プライスレスだって想わなきゃ…
そうでなきゃ…やってらんないよね!^^;
人間色々、あれだし!;」
フィン「色々あるのが…人生だからね。
今も各々あるだろうし。
今世で乗り越えなければいけない『魂の課題』もまた、皆によって違うのだから」
ケイト「うん…
ありがとう。
少し、気が楽になったよ^^//」
フィン「何よりだ//」微笑
『おやすみ』
晩10時8分…
抱き締め合ったまま、私達は眠りについた…
メシア・デイ・イヴ当日、6月17日(冒険者85日目)を迎える。