• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第51章 学び舎





ティオナ「ねえねえ!英雄譚の研究科ってある!?」

ケイト「あー。あるよ?」
アイズ「水泳の研究科は!?」

ケイト「え?あるけど…何で?;」

ティオナ「ふふっ。英雄譚大好きなんだあ^^」

アイズ「私…まだ…泳げないから;」ずううん
ケイト「じゃあ私が教えるよ。

メシア・デイ・イヴの時に、遊園地エリアの一角を使ってプール開きする気でいるから。
例の全エリアに流れていく水路の上に設置させてある板も解放させて、流れるプールにするつもりだし」

『!!?』


ケイト「いっそのこと、修業空間でやってみよっか」

ティオナ「楽しそう!やるやる!!」

アイズ「あの…修業は、私が」

ティオナ「一緒にやってもいいでしょ?」キラキラ

ケイト「それよりも問題は英雄譚の研究科だよ。

書物の研究科はあるんだけれどね?
わかりやすく伝える為とか。

けれど実の所を言うと英雄譚の研究はしようがないからさあ。

どういう心境か、どうしてそのような行動に移したか、言い出していけばキリないし
そもそもがそれを書かれているのが英雄譚だし。

研究の方向性が中々…;」腕組&首捻る

ティオナ「う~ん…

どの英雄が一番強いか!勇猛か!根性家か!真面目か!
色んなランキングを作ってみるとか!!」

ケイト「あー…そう言えば比較なんてしたことなかったな。

でも、そもそも人と人なんて比較のしようが無くない?
誰もが利点と欠点があって、だからこそ味があるというか。

私はフィンの独占欲も好きだぞ。嬉しいし」

ティオナ「じゃあ、力、耐久、等々ので!」

ケイト「なるほど。
中身じゃなく、英雄譚で見せた力における比較で…か。

それなら面白そうだな。
英雄譚でも口伝、書物にされてないのもあるし。

それらを全部一冊に纏めた英雄譚、すなわち『偉人伝』を作り上げ、なおかつ研究の対象とするか。
当時の時代、環境、歴史の勉強と合わせて教えていけば、子供達の興味をより刺激させられるかも」微笑

ティオナ「うんうん!やっちゃおう!!←拳振り上げる
よくわかんないけど」ぼそ


その後…有名かつ好みの英雄譚を纏め上げていく内、ティオナは眠りについた。


/ 5286ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp