第51章 学び舎
アスフィが眠りについた頃…
空中都市、コクーンでは……
どこから聞きつけたのか、例の抱き枕を求めて6人も自宅へ集まってきていた。
リュー「買い取らせて下さい!!」
ケイト「?この抱き枕?」
リュー「ええ…
あなたも込みでならとても嬉しいのですが//」ごにょごにょ
ケイト「?
添い寝して欲しいってこと?
いいよ」微笑
ガシッ!!!
ケイト「?どしたのフィン?
そんな険しい顔して、左肩まで掴んで」
フィン「悪いが渡すわけにはいかない!!」ぐいっ!←抱き寄せ、後ろへ下げる
アイズ「私も一緒に寝る」
フィン「よくない」
リヴェリア「少しぐらいいいだろう」
フィン「よくない!」
ガレス「抱いたりはせんのだから大目に見んか」
フィン「できるか!!」
フレイヤ「今の内よ」
オッタル「はっ!」
フィン「させるか!!!」
ティオナ「今ここで寝よっか」
ケイト「そだね」
アル「ふあああ」
ディ「すーすー」
ケイト「もうアルとディも寝てるし;」
ティオナ「この喧騒の中で寝れるって、凄いよね;
しかも動じてないし;」
ケイト「ディは基本マイペースだから。
アルは私が見えなくなると泣き喚くけど、それ以外では中々泣かないんだ」
喧騒↓
フレイヤ「ケイトは私が貰い受けるわ」
フィン「させないと言っているだろう!!?」
オッタル「半脱退状態とは言え…やはり神の力は使えるか」
フィン「当然だ!!誰にも渡すものか!!!!」
リュー「私が引き付けます!!」
リヴェリア「連携を組め!!
数の利を生かせ!」
オッタル「盾は任せい!!」
フィン「分身できないと誰が決めた?
分身魔法は既に解析済みだ。
君達に、ケイトはやらない!!
俺の女だ!!!!妻に手を出すなあああ!!!」
どごぉんっ!!!
ばったぁん!!!!
ごごごごごごごごごっ!!!がががががががががががががっ!!!!!
その後…数時間に渡って、激闘は続いて行った。
玄関から程近い、玄関の吹き抜けでの戦闘だった。
その間にケイトはアルとディ達(ティオナもアイズも)と共に1階の吹き抜けから3階へ移動し、寝台で眠りについた。