第50章 秘密
フィン「何故今!?;」
ケイト「恩返しだあああい!!」
そう叫ぶや否や、昼寝を強要させられた。
先に御飯を食べてからと説得し、今度はケイトが作ってくれ
皆で共に食べ終えた後、ようやく横になれた。
ぺろんぺろん
フィン「!!
ま、待ってくれ!」
ぺろんぺろん
フィン「はははっ、擽ったいよ^^//」
何でだろう…尻尾が見える気がする。
尻尾がこれでもかというほど振られているのが何となくだけれど見えた。
今…何故か、ケイトから舐め回されている。
フィン「何で舐めてくるんだい?」
ケイト「え?(きょとん)
(はっ!)あっ!ごめん!
これ、動物間のコミュニケーションなの!」あわあわ
フィン「うん…それは知ってるよ?^^;
唾液でぼとぼとにならされたわけだし…←1479,1480ページ参照
ただ、何で今やってくるのかなと気になってね?」
ケイト「好きだから」
フィン「!!?;
あー理由が漠然としすぎていて理解が
ケイト「好きだからやりたい。
汚いと言われようとやりたい!
嫌がられてもやりたい!!」
フィン「!!?;」
ケイト「それぐらい愛しているのだと示したい!!
どんな部分でも舐めれるのだと!!」
フィン「…………」瞠目
理由になってないと思う…
漠然とした想いに駆られる中、なおも熱弁は続いた。
ケイト「そもそも…ここ以外ではまともなコミュニケーションもとれない環境だったから^^;
だからかな…動物達の温もりが、とっても安心した。
その傍にいるのが、とっても…心地よかった(微笑)
動物は…人間とは違って、傷付ける為に自ら関わろうなんてしないから。
同族を傷付けて、殺して笑ってられるのは…人間だけなんだ。
だから…精霊の森にも、精霊王の森にも…精霊神の森にも…人間は一人としていないんだ。
入れるとすれば…後継者として、生まれ持った者にだけ」