第50章 秘密
フィン「散々心配させた罰だ。
看病するから養生してくれ!」
ケイト「意地悪ううう;」半泣
フィン「胃薬を持ってこよう」
ケイト「やだっ!フィンがいなきゃやだ!(ひしっ!!)
フィンが私の薬だああああ!!;;」いやいや!
フィン「……
何でそうなるのかな…?^^;」
ケイト「一緒にいなきゃやだ。
離れたら一生恨んでやるう(ぽろぽろ)
何があっても恨んでやるうううう;;」号泣
フィン「そこまで想われているのを喜ぶべきか…
はたまた理解に苦しむべきか…
弱ったなあ^^//;」苦笑&う~ん
ケイト「一生キスしてやる!
何が起こったってキスし続けてやる!
一生どんなことがあっても唇は離さない離れない!!;」ぐすぐす
フィン「反動とはいえ…困ったな^^;
会見も報告もろくにできなくなりそうだ」
ケイト「会見?」きょとん
フィン「皆の前で言うのだろう?
メシア・デイは明後日だ」
ケイト「あ!!」はっ!
フィン「それも今日はイヴの前日、メシア・デイ・イヴの前夜祭ということで今から賑わっているくらいだ。
代表して挨拶するのに…キスしたままでいいんだね?」にや
ケイト「ごめんなさい!!それ以外で!//」
フィン「じゃあ国賓と挨拶を交わしている最中にも僕と唇を重ね合わせたままと」目を伏せ&頷
ケイト「待って待って!;それもダメ!!//;」
フィン「さてと…起きた所で、朝御飯を一緒に食べようか。
遅い朝御飯、というよりは…朝昼兼用となりそうだけれど」
ケイト「…フィンは食べなかったの?」
フィン「君を置いて食べられるわけがないだろう?
7時にアルとディに起きてこられてね。
哺乳瓶で飲ませた後、神獣達に御飯をあげてきたよ。
それから畑の雑草を取って
ぐずるアルとディを東屋へ連れて行って、水車で喜ばせてから戻ってきた所だ。
神獣達は自由に遊びながらも鳥を追い払ってくれている」
ケイト「…たくさんさせてごめん;眠くない?」
フィン「大丈夫だ^^
さっき、君に神の力で治してもらったからね(微笑)
君の力は力強くて…とても穏やかで、何年も安眠した後のようにすら感じられる。
傍に居られるだけで、とても安心するよ^^//」にっこり
ケイト「私でいっぱいにしてやるううう!!」むぎゅううう!!
直後、ケイトにベッドへと押し倒された。