第7章 恋と自覚
ケイト「…………////////」ぼぉんっ!!!!
どっくん…
なんだ…なんだろう…この感情は……
胸の奥から…なんだか、温かい感情が…溢れ出してくる……///
フィンから…フィンから、告白された!////←人生初に告白された
リヴェリア「フィン、次の遠征の件で話し合いたいことがあるのだが…」
シーン
リヴェリア「?入るぞ」
ガチャ
リヴェリア「何があった?;
なんだ、この状況は;
(蒸気を出しながら固まったケイトを、何故フィンは愛し気な眼を向けて笑いながら見守っている?
しかもケイトは気絶寸前のようにも見えるが…;」
フィン「ああ。別に気にしなくていいよ」にっこり←上機嫌
ケイト「え、えっと…邪魔なら出るね!」あせあせ←慌てふためいている
フィン「ケイト」
ケイト「!」びくっ!←恐る恐る振り返ってフィンを見る
フィン「返事、待ってるよ^^//」にこっ
ケイト「ぷるぷる)ふ…//
ふぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!////////」
ぴゅううううううううううう←脱兎の如く去っていった
フィン「ははっ。可愛いね^^//」にやにや
リヴェリア「あまりからかってやるな」溜息
フィン「いや…それがね…最近になって知ったんだよ//(口元に手を当て、微笑)
この感情が恋だなんて、当時は思いもしてなかったけどね」くすくす
執務室の机の引き出しを小さく開けたその中には、『恋の見分け方』という見出しの本があった。
これもまた、ティオネからもらったんだけど…