第49章 真の力
ケイト「初等部…普通は1年22200ヴァリス、206日。
1年の内182.5日だから年間19667ヴァリスか…
値引きして年間1万4000ヴァリスで行こう」
フィン(1日約76ヴァリス!?;)
ケイト「中等部…小中高の一般知識を教えるから、平均して1年40450ヴァリス。
同様に換算すると…年間35835ヴァリス。
んじゃあ年間3万ヴァリス」
フィン「計算が早いね…;合ってるけれど」
ケイト「高等部…1年専門知識だから12万1225ヴァリス。
また同様に換算すると…年間107395ヴァリスか…
10万ヴァリス、面倒だから8万ヴァリスにしよ」
フィン「!?;」
ケイト「だって高等部って5年だよ?
1人40万もかかるんだよ?」
フィン「他は4年や2年だとしても少ない!;」
ケイト「家庭的にも相当厳しいよ!
一家庭持ち金50000ヴァリスだよ!?
仕事で増えているにしても払えないよ!;
せめて1年終わった後で、卒業した後で払うって感じにしないと!」
フィン「…普通は逆なんだが…;」
ケイト「だったら次の年の初めに、昨年の分もまとめて払ってもらえばいいじゃん!
これ以上は譲れないからね!!
3歳から預けるとして初等部1万4000×2年+中等部3万×6年+8万×5年=60万8000ヴァリス。
1人だけでこれだよ!?;
外じゃ幼稚園から大学までオール公立なら約100万ヴァリス(1000万円)、オール私立なら約250万ヴァリス(2500万円)!
こんなに払える余裕皆に無いに決まってるじゃん!;富裕層だけじゃんか!!;」
フィン「初等部4歳は確実にいるとして、1万4000×96=1344000。
中等部6学年で1学年96人、3万×96×6=1728万。
高等部5学年で1学年96人、8万×96×5=3840万。
年間学生から得られるのは5702万4000ヴァリス。
食堂の半数利用するとして810万4000ヴァリス。
7億560万ヴァリス必要なわけだが…」
ケイト「フィン…」
フィン「ん?」
ケイト「私、決めた。
学費は全て私が出す!
希望する皆が、無償で受けれるようにする!
全学年!特別学び舎も!」
フィン「!!」
ケイト「これだけは譲れない。
でも食堂代だけは別。
食堂は経営だから1分ギルドに納めないといけなくなるけど…」