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Unlimited【ダンまち】

第49章 真の力





ケイトが寝ている場合…

おんぶしたまま用を足す。


逆に起きている場合…

ケイト「便座は私が占拠した!」えっへん!

フィン「…漏れそうなんだが;」
ケイト「できるものならやってみよ!^^」にやにや&にこにこ

上機嫌に両腕を広げながら言うケイトに対し…


フィン「足を広げてもらえるか?」

ケイト「?うん。別にいいけど…

ってまさかっ!;」真っ青&はっ!

その時は股の間に滑り込ませながら用を足してみた。


ケイト「馬鹿あああああああああああ!!!!;」

死ぬほど怒られたが後悔はしていない。


「一滴もかからなくてよかったじゃないか」と言い放つと、余計に叱り声の勢いは増していくばかりだった…



フィン「君にはあまり叱られたくない」
ケイト「え!?;」

フィン「向いていないから」
ケイト「怒るぞ!!!;」

フィン「もう怒ってるだろう?」
ケイト「怒ってても怒るぞ!!」

フィン「語彙が変になってるように見えるんだけれど?^^;」
ケイト「変でも変じゃない!;

罰として!!
私が寝入るまでキスしててね」ぎゅっ

フィン「…二度寝?;」
ケイト「フィンに包まれたまま寝たいの//」うとうと

フィン「………僕からすれば異様にしか見えないんだが…;」
ケイト「同じことやってる人に言われたくない」すぱっ&ちゅぅっ!

フィン「……耳が痛いなあ…ははっ^^//;」

唇に吸い付きながら言われる中、僕は苦笑するばかりだった。


けれど…考えてもみて欲しい。

惚れている人が、自分から抱き着いて、愛していると唇を引っ付け続けてきて、胸まで引っ付けてきて、密着してきて…
そのまま瞑目し、うとうとと身を委ね切っていて、縋り付いたまま一瞬さえも放すまいと全力でして来られていて……


据え膳食わぬは男の恥と言うが…
恋をしている人からそうされること自体、これ以上ない生殺しであることに変わりはないわけで……

身の安全を任せ切っている、無防備、好き好きと引っ付く…


本当は今すぐ襲いたい!!



中々、僕の欲情したそれは収まらず…ケイトが起きてからもすぐには元に戻ってくれなかった。


ケイト「どしたのフィン、前屈みになって」?
フィン「何でもないよ////」どっどっ!←耳まで真っ赤

心臓までもが激しく脈打つ中、必死に自身で頑張って収めていた。


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