第48章 死
フィン「運命の赤い糸で繋がっているんだろうね」目を伏せ&微笑
ケイト「何それ!ロマンチック!」ぱちくり
フィン「浪漫はある方がいいだろう?^^;」
ケイト「イエス!><b(ぐっ!&瞑目&微笑)
同感!^^」にこにこ
フィン「本当に…君でよかったよ」
ケイト「へ?」きょとん
フィン「全然気付いていないようだけれど…
浪漫も何もあったものじゃないといった場面がそこかしこにあったんだよ、僕は」
ケイト「そっか…ならよかったね^^」
フィン「ああ^^(頷)
僕には、勿体ないほどの人材だ。教養もあるしね。
けれど…傷が無になるわけではない」
そう言いながら、俯く。
フィン「僕は…無力だ…」
その言葉に、即座に「そんなこと無いよ」とでも言うかのようにケイトは頭を横に振った。
ケイト「自分を大切にする、大切さを…教えてくれた。
守ってもいいんだって身を呈して守ってくれた…
抱き締めて…何度も何度も口を酸っぱくして…温もりを、愛を与えてくれた」
ぽと…ぽと
涙が次々に溢れては、頬を伝って落ちて行く。
ケイト「大丈夫だと言ってくれて…愛してくれて…本当に…ありがとう…
初めてだったんだ…だから…(ぎゅうう)←布団の上で拳を握る
死ぬほど…嬉しかったんだ」
ぎゅうっ
後ろ頭を右手を回し、左腕を背へ回して抱き締めた。
ケイト「恋を、教えてくれて…何度も何度も与えてくれて…本当にありがとう。
大好きだよ^^」
フィン「僕は…愛しているよ。ずっと…何年でも…
例えまた、生まれ変わるとしても…また…君に会いに行くよ。今度は…僕から」
ケイト「えー、また一緒?」
フィン「!?…嫌かい?;」たらたら
ケイト「全然!^^
ありがとう…その時は、待ってるね」微笑
フィン「ああ…」
ケイト「でもあんまり遅いと取られてるかもだから急いでよ?」
フィン「わかってるよ」なでなで
ケイト「約束…だからね」
フィン「ああ(頷)
ケイト…」
ケイト「フィン…」
再び唇を奪い合った。
今度は…両方とも、同じタイミングで…
ベッドの上で向かい合ったまま正座をし、抱き締め合ったまま…