第48章 死
フィン「「200万時間分ほど魔力を込めといたから!」とケイトから言われた。
だが食材とはわけが違う!!
特に、人に指定を変えることは
精霊王「わしができる」
『!!』
精霊王「だから早う行け。今書き換える。
ケイトを救いたいのならば、早く理に干渉して是が非でも術を身に付けてこんか!」
フィン「任せて…いいんだね?」
精霊王「うむ!!」
リヴェリア「行け。行って、その手で掴め」
その言葉に僕は頷き、手早く家のそれを神の力で引き寄せると共に精霊王へ渡す。
そして精霊王からの合図と共に、鍋敷きの上へケイトを乗せ
ケイトへかけていた神の力で時間という理を無としていたそれを解除させ、即座に魔力を流し込んだ。
実験は成功。
あとは…神の力でモンスターとのそれを切り離し、元に戻すという繊細な制御をできるようになるだけだ。
だが…皆の魔力は無尽蔵なわけではない。
そう不安に駆られた時、声がかけられる。
ベート「何迷ってんだ、ぱっぱと行け!」
アイズ「行って!」
リヴェリア「ここは任せろ!
魔力の少ない者は魔力が多い人間に声をかけて集まってもらえ!!
非常事態だと!!」
ティオナ「わかった!」
ティオネ「手分けして動くわよ!」
ティオナ「うん!」
レフィーヤ「リヴェリア様!」
リヴェリア「魔力の温存の為、私と交代交代だ。いいな?」
レフィーヤ「はい!!」力強く頷く
ガレス「わしも力を貸そう。
魔力操作がからきしの奴に声をかけてくるか」
豊饒の女主人
ティオナ「魔力の多い人いる!?」
シル「?一体どうしたんですか?」
ティオナ「ケイトが死に掛けてるの!!手を貸して!」
リュー「!!ケイトさんが!?」
ティオナ「エルフって確か魔法使えたよね?」
リュー「…ですが…まだ、仕事が」きょろきょろ←ティオナとミアへ視線が行ったり来たり
ミア「行きな」
リュー「!…ですが」
ミア「行きな!!行かないと生涯後悔するよ!!」
リュー「!!…ありがとうございます!場所は?!」
ティオナ「黄昏の館!走ってって。私、まだ他に声かけないとだから!」
リュー「はい!」だっ!!
早急に…オラリオ中から、たくさんの人が集まってきていた。