第48章 死
フィン「というより…
今までにツッコむにツッコめなかったのだけれど、今の団長は君だろう?ラウル」じと目
ラウル「い、いや…つい、癖で^^;」
ティオネ「はっ!)ということは…
団長呼びから名前呼びに仲が進展!?きゃああああ!!><///」
フィン「済まないが、やめてくれ^^;」
ティオナ「え?普通にフィンでよくない?」
アイズ「いいと思う」
リヴェリア「…大丈夫か?ケイト」
ケイト「うん…
結局はさ…
皆、自分って部屋みたいなのに居て…それごと移動してて…
失ったら悲しくって、冬みたいで…
生きてるだけで、それは切り離せなくって…
いればいるだけ、過ごせば過ごすだけ…その想いは膨らんでいって…
なんで…どうして、失うのに、また…誰かを好きになるんだろう;;」ひっく
『………』
ケイト「何でまた…温もりが欲しいって、思うんだろう…;
永遠に…きりが、ないのにっ」
『……』
ベート「生きていれば…その内わかるんじゃねえか?」
ケイト「…わかんない」ぐすっ
ベート「今はわからなくていいだろ、別に。
全部失って、それでもてめえは生きることを選んだんだろうが。
お前の中で今も生きてる精霊、ノアールの為に生きるって決めたんだろうが。
理由なんざどうだっていいだろ。
目の前のことをグダグダ気にしたって前には進めねえ。
ぱっぱと糧にして進んで、その為に生きてきゃいい」
ティオナ「……ベートのくせに生意気」
ベート「ほっとけ!」けっ
ティオネ「たまに哲学的よね」
リヴェリア「…生きる理由を求めるより、今を生きろ、か。
乱雑な言い回しを除けば一皮剥けるのだが」
フィン「…全く想像もつかないね」
ガレス「寧ろそのようなベートなぞベートではないわい。
がっはっはっはっ!^^」
アイズ「ケイト…」
ケイト「…?」ぐすっ
アイズ「帰ろう?」微笑←手を差し伸ばす
ケイト「…うん!
ありがとう…アイズ」微笑&ぎゅっ←手を握り締める
こうして…僕達は帰途へ着き、情報整理の為に一度【ロキ・ファミリア】のホーム、黄昏の館へと戻った。