• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第48章 死





レフィーヤ「それよりも大丈夫なんですか…?;

産後なんですからあまり無茶はしない方が…;」

ケイト「依頼が来たんだからしょうがないじゃん。

頼られたからには応えたいし」

フィン「ふっ)…ケイトらしいね。

リヴェリア「ギルドからの指名依頼でも、相手を別の人に変更してもらうこともできるというのにな」

そう笑みに包まれる中、ケイトから発言が…それがよくなかった。


ケイト「…もし死んだらその時はよろs
『縁起でもないことを言うな!!』ジロッ
ケイト「ごめんなさい;
でも万が一の時の為に
『冗談にもならない!!』

ケイト「んっと…;

私が死んだ後、笑ってくれると嬉しい
『笑えるか!!!』


ケイト「…………………;」

『…………・・』ゴロゴロ

怒りと共にケイトを睨み据える中、雷鳴が背後で鳴り響く。

僕達の怒りを示すかのようになり続けるそれに…ケイトは、お辞儀をしながら冷や汗交じりに再び謝罪してきた。


その後…『不老不死なのだから死なないのでは?』という疑問点が沸き上がった。



ケイト「んー…

いくら不老不死でも、全身が消滅したら死ぬから…つい?;念の為?;」

ラウル「だからと言って、そういう発言はどうかと思うっすよ;」嘆息

ケイト「うん。ごめん…;

あくまで、可能性だから、その;」しどろもどろ

皆から注視される中

「不老不死になったからと言って油断はしてはいけない」→「でも全身消滅したら流石に死ぬよね」→「あくまで注意しよう」→「でももし死んだら…」という思考の流れから自然と切り出された話だったと、後に知ることになる。


しかし…そんな危険が現実になるなど、思いたくもなかった。


/ 5284ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp